簡単調理で手軽に“ほや”を楽しむ
新・ほやのおつまみ
チーズ・キムチ・テリヤキソース
ほやと言えば、刺身、酢の物が思い浮かびますが、ほやの楽しみ方はそれだけではありません。ほやを知り尽くす、宮城県石巻の「水月堂」が、大人だけでなく子供まで美味しく食べられる、簡単調理の味付けほやを開発しました。
東北新幹線の名物「ほや酔明」を作る水月堂
水月堂と言えば、東北新幹線の車内販売でお馴染み、オレンジの四角い箱がトレードマークの「ほや酔明」を作る会社です。※ホヤの乾燥珍味 1962年に創業。宮城県の海産物を中心に商品の開発製造業を営んできました。1982年の東北新幹線開通と同時に誕生した「ほや酔明」は、長年愛される商品となりました。 代表取締役の阿部壮達さんは、「ほやの魅力をもっと知ってもらいたい。幅広い世代が美味しく食べられるほや商品を作りたかった。」と語ります。そこで開発したのが、自宅で簡単調理のできる新しいほや商品です。
収穫には3年かかるほや
その味わいは唯一無二
ほやは、甘味、塩味、苦味、酸味、うま味の5つの味を楽しめる、珍しい食材です。
ほや養殖の全国シェアトップを誇る宮城県。
ほやは収穫するのに3年かかります。
東日本大震災後は、津波でいかだなどが流されてしまい水揚げが停止してしまった時期もありました。しかしながら、水月堂では、ほやの魅力を発信し続けていくため、どうにかして原料を確保し、商品の生産を行ってきました。
新しい味付けは、ほやと相性良いの3種
チーズ味
乳製品と抜群の相性のほや。チーズのまろやかな味わいがほやの旨みを引き立てます。 子供も食べやすい味付けです。
キムチ味
韓国ではコチュジャンと一緒に食べる習慣があることから、日本人の口に合いやすいようにそこまで辛くないキムチ味に仕上げました。
テリヤキソース
イベントで提供した、テリヤキソースをかけたほやの串焼きが好評だったことからヒントを得て作りました。ビールが欲しくなる味です。
日本で生産されていたほやは、ほや文化が根付く韓国に多く輸出されていましたが、震災後、10年以上たった今でも輸入は禁止されています。 水月堂をはじめとする、地元の漁師や水産会社は、国内での消費拡大に向けた取り組みを行っています。 産地やほやの美味しさを未来に繋いでいくためにも、この商品を通して、多くの人にほやの魅力に触れていただきたいです。