巨大クエ 通販
解体&市場から直送
捌く、ではなく文字通り「解体」
大相撲の九州場所の時期になると、その名を耳にすることも多くなる「クエ」。 長崎をはじめ九州ではアラと呼ばれます。 ここまでくると、鮮魚を捌くというよりは「解体」です。
使うのはハンマーとオノ
大きな出刃包丁でもかなわない、骨の太さですからハンマーやオノでガッツガッツ切り離さないと行けません。
ちなみに出刃包丁は3本とも刃こぼれで台無しです。。
皮だって、むく、ではなく「はぐ」です。
「三枚おろし」の要領ですが、とてもそうは見えません。
太くて堅い骨はハンマーで包丁を叩いて。
身はさらにもう1日寝かせます。
岩礁の王、巨大なクエは全てオス
クエは生まれた時は全てメス。強靭な肉体で多くのメスを従え、ハーレムの頂点に立つオスは、元はメスで繁殖を繰り返しながら成長し、その後、オスに性転換し、さらに何十年も成長し続け、数十キロの巨体になります。ちなみに、2〜3kgになるまででも、5年ほどの年月が必要です。40kgもの巨魚ともなれば、30年〜50年間、岩礁でエビやカニやイカを丸のみし続けてきたことになります。
その身は魚でありながら、まさに「獣肉」
こうして解体されたクエ。今回は2時間弱で終わりましたが、仲卸の藤田社長は、初めてやった20年前は5時間かかっても解体出来なかったそうです。それもそのはず、通常店に並んでいるクエは5kg〜10kg、大きくても20㎏前後ですが、今回はそれをはるかに上回る大きさ!身はもはや獣肉と化しそこから出るスープはまるで濃縮をかけたかのようです。豊洲市場から発送する高級魚、ご自宅用はもちろん、ギフトにもおすすめです。