市毛 一さんの『倉方の 焼き栗』
和栗の真骨頂『焼き栗』
茨城県では明治期から大規模な栗の栽培が始まったといわれ、
今でも日本一の収穫量を誇ります。
茨城県では農家さんが自ら直売所を設けて、生栗を販売してきました。
その際に、お客様へ栗のおいしさを伝えるために提供していたのが
「焼き栗」なのです。
味付けなどは不要で、
そのものの美味しさを引き出す焼き栗は産地自慢のおいしさです。
今回は栗農家3代目にして 焼き栗職人の市毛一さんこだわりの品をご紹介します。
栗農家3代目 市毛 一(いちげ はじめ)さん
祖父の代から栗農家を営む市毛一さん。
美味しい焼き栗を追求し、様々な品種の栗を焼いてきました
そんな市毛さんが2013年に出会ったのが『倉方』という品種です。
倉方は甘みが強くホクホクとした食感で、非常に優れた品種です。
さらに渋皮がむきやすいという特徴があり、焼き栗には最適なのです。
どこにもないなら、自ら育てる
味わいは数ある栗品種の中でも特に良い倉方ですが、
小粒品種のため栽培する人は少なく「幻」ともいわれるほど入手は困難です。
それでも「この品種で焼き栗を作りたい」という思いから
自分の畑で倉方の栽培を開始。
さらに最低1か月マイナス1℃〜2℃の間で低温貯蔵することで糖化が進み甘みを高めます。
こうして愛情をかけておいしく育てた栗を、じっくり焼き上げることで
味わい豊かな焼き栗に仕上がるのです。
焼きたてを冷蔵便で直送します。
昔ながらの焼き栗機を使って、じっくりと美味しい焼き栗に仕上げます。
できる限りつくりたての美味しさを届けたいから、
市毛さん自ら直送してくれることとなりました。
シンプルな紙袋入りで、冷蔵便でお届けします。
それでも製造から5日が消費期限です。
昔ながらの職人のこだわり焼き栗。
さらに焼き加減も市毛さんと相談して、
「豊洲市場ドットコムオリジナルの焼き加減」に仕上げていただいています。
甘く香り豊かな焼き栗をお楽しみください。