すき焼き・しゃぶしゃぶ牛肉│お取り寄せ・通販

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すき焼きは、古くから日本の食卓になじみのある料理です。作り方はシンプルですが、材料の選び方から作り方までさまざまなコツがあります。

このページでは、すき焼きを美味しく作るためのポイントをまとめました。ぜひ参考にしてください。

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すき焼きに必要な材料は？
基本レシピのポイント

まずは定番材料をチェック

すき焼きによく使われる定番の食材があります。まずは、何を入れたら良いのかを個別に見ていきましょう。

・牛肉…すき焼き用の薄切り肉がおすすめです。部位は、ロースやバラのほか、モモや肩などの赤身のお肉も使えます。

・ねぎ…ねぎは香りやうま味を出すのに活躍してくれます。長ねぎまたは玉ねぎを使いますが、両方入れてもOKです。

・きのこ…すき焼きのうま味を出すのに、しいたけはおすすめの素材です。しめじやえのきたけ、エリンギ等、数種類を合わせるのもおすすめです。

・春菊…春菊を入れると香りがアクセントになり、食感の違いも楽しめます。苦手な場合は、水菜や絹さやなど香りや食感が好きな野菜に代えても良いでしょう。

・しらたき…レシピには糸こんにゃくと書かれたものもありますが、どちらも同じものを指すことが多いためどちらでもかまいません。下茹でした後に水気をしっかりと絞ると、煮汁のうま味を吸ってくれます。

・豆腐…豆腐も煮汁のうま味を吸ってくれる素材です。豆腐の種類は特に限定されておらず、木綿豆腐や絹ごし豆腐などレシピによって違います。すき焼きによく登場する焼き豆腐は、中まで味が染み込みやすく荷崩れしにくいのが利点です。

・牛脂…牛肉料理との相性がよく、お肉のうま味を引き立ててくれるほか、赤身肉にコクをプラスしたい場合も使えます。苦手な場合は、サラダ油やオリーブオイルなど他の油でも代用可能です。

・卵…卵はお好みのため、付けなくてもかまいません。味に深みを出したいときや牛肉のクセを軽減させたいときなどに、良い働きが期待できる素材です。

・割り下…醤油、みりん、酒、砂糖などの調味料で作りますが、市販品を使用する方法もあります。

好きな部位を探そう！
すき焼き用のお肉の選び方

すき焼きは、お肉の選び方によっても味わいが変わります。お好みのお肉を合わせることで、より自分が食べたい味わいに調理できるでしょう。

牛肉は赤身と脂身のバランスで選びましょう

すき焼きのお肉は、部位に注目して選ぶと良いでしょう。牛肉の中でもおすすめの部位は複数あり、下記のように赤身が多い部位と脂身が多い部位の双方に美味しくなる特徴があるため、お好みに合わせて選んでみてください。

・モモ…赤身が好きな方におすすめの部位です。脂身が少なくヘルシーで、お肉本来のうま味を楽しめます。煮崩れはしにくいものの、煮込み過ぎると硬くなるため、火の通し過ぎに注意しましょう。

・肩（ウデ）…肩肉も、モモと同じく赤身が好きな方におすすめの部位で、よりお肉本来の味わいの濃さを楽しみたい、歯ごたえのある食感が欲しいときに向いています。肉質がしっかりとしていて煮崩れしにくく煮込み料理に適した部位のため、すき焼きにもぴったりです。

・肩ロース…肩ロースは肩肉とは違い、適度に脂身が入った部位です。お肉の味わいの濃さは残したまま、脂身の風味と、やわらかい食感が味わえます。

・リブロース…お肉の霜降りが好きな方におすすめの部位です。脂身が多く、きめが細かくて、やわらかでとろける食感が楽しめます。上等な部位のため、ギフトにもおすすめです。

牛肉以外でもすき焼きはできる？

牛肉を使うことが多いすき焼きですが、豚肉や鶏肉を使ったすき焼きのレシピもあります。牛肉が苦手な方は、豚ロース薄切り肉や、そぎ切りや一口大に切った鶏モモ肉または鶏むね肉などで作るのも良いでしょう。

お肉の種類を変えることでまた違う味わいが楽しめます。

すき焼きの割り下の作り方

すき焼きの具材を焼き始める前に、割り下を先に別の鍋で作っておくと良いでしょう。割り下の配合は醤油４：みりん３：酒１：砂糖２の割合が基本です。レシピによっては、お酒を入れない場合や砂糖が多めの場合もありますので、お好みで調整してください。

作っている途中で味が濃くなったときには、だし昆布を浸けた水や水とお酒を合わせたものなどで薄める方法もありますので、こちらも先に準備しておくと便利です。素材や配合の割合を工夫して、自分好みの美味しい味付けを探してみてください。

関東風or関西風
すき焼きを作る手順

関東風すき焼き

①すき焼き鍋を強火で温めます。
②割下を少量入れて、肉が重ならないよう１枚ずつ丁寧に並べて焼くように煮ます。
③肉に少し赤身が残っているくらいになったら裏返して、すぐにお召し上がりください。
④野菜を入れて、割下を少しずつ入れながら、再び肉と野菜を交互に入れてお召し上がりください。

関西風すき焼き

①肉は解凍して常温に戻しておきます。
②野菜を適当な大きさにカットしておきます。
③鍋にたっぷりの水を入れ、昆布１枚、酒をひと回し、塩を少々入れて加熱し、沸騰直前に昆布を取り出します。
④野菜を鍋に入れます。
⑤肉はあまり煮過ぎず、淡いピンク色になったら食べごろです。

すき焼きの食べ方

卵なしでも食べられる？

すき焼きは、溶き卵と一緒に食べる方法がよく紹介されていますが、卵を付けなくても楽しめます。卵を付けるメリットは、卵の味わいがプラスされるほかに、割り下の濃い味付けを軽減してマイルドに食べられること、熱々のすき焼きの温度を下げて食べやすくしてくれることなどがあります。そのため、卵を付けずにそのまま食べる場合は、味付けを薄めにする、食べる前に適度に冷ます、などの工夫をすると美味しくいただけるでしょう。

また、卵の代わりに、大根おろしやとろろなどを付けて食べる方法もあります。卵の味付けに飽きたときや卵が苦手な方は、すき焼きそのものの味付けやつけだれをアレンジして自由に楽しんでみてください。

すき焼きは二度目も味わえる

すき焼きは、一度食べ終わった後に、お肉やその他の具材と割り下を追加して再度煮込み、2回目を味わうことができます。2回目を楽しむ場合は、最初に用意した具材の分量を予め2回目用に分けておきましょう。具材を2回に分けて煮込むと、最後の方に食べる具材が煮込み過ぎになってしまうことも防ぎやすくなります。

ほかには、具材を一通り食べた後に、茹でたうどんを入れたり、ご飯を入れて雑炊にしたりする食べ方もあります。麺類では、うどんだけでなく、そばやパスタ、ラーメンなどさまざまな麺でアレンジが可能です。麺に合わせて味付けを追加するとより楽しめるでしょう。

しゃぶしゃぶもおすすめです

すき焼き用のお肉と
しゃぶしゃぶ用のお肉はどう違う？

すき焼き用のお肉としゃぶしゃぶ用のお肉の主な違いは、お肉の厚みです。
どちらも薄切り肉ですが、比較するとすき焼き用の方がやや厚めに切られています。モモやリブロースなど、すき焼きとしゃぶしゃぶで好まれるお肉の部位は共通しています。
あっさりと食べたいときや、よりお肉のやわらかさを堪能したいときは、しゃぶしゃぶが適していることもあります。