美味しさと機能性で
注目された柑橘
「農6」。
食による健康が注目される中、今ほど、
この品種が求められる時代もありません。

中間母本農6号。通称「農6」。1986年に登録された柑橘が、注目されています。
2014年に(株)食文化の代表、萩原が香川県の産地を訪問したときは、まだ試作段階だった柑橘ですが、いよいよ本格出荷を迎えました。
「農6」は抜群の機能性の高さと美味しさにも関わらず、小玉で皮が固いという理由から
生食用カンキツとしての普及は見送られてきました。
その味わいは大変に優れ、樹上で長くならせることで糖度も12度〜16度程度にあがります。
種が入らないことに加え、多くの柑橘が終わる4月、新鮮な味わいで登場する「農6」にきっと多くの方は驚くはずです。

2022年に確信。
「農6」は4月が一番おいしい

収穫直後の3月上旬は、酸が強いのですが、そこから一ヶ月以上保管をしたら、とてもまろやかになりました。
元々、糖度が高いため適度に酸を抜くことで4月に最適な糖酸バランスになります。
当店のお客様からも「届いた直後は酸が強かったけれど、置いたら凄く甘くなった」との声が多くありました。
今期は、最もおいしい4月に楽しんでいただくため、産地で長めに貯蔵をしました。
美味しいだけじゃない!
機能性成分の宝庫。
ノビレチン、タンゲレチン、
β-クリプトキサンチンに富みます。


今でこそ有望な品種と感じますが、開発された36年前は、評価が微妙でした。
外皮がむきにくく、果皮のオイルが多く、手がベタベタになるなどの理由で、「一般店頭の販売に農6は適さない」というのが、柑橘業界の見解だったのです。
ところが、最近の研究で、農6には様々な機能性成分が大量に含まれていることがわかり、研究機関から、腕利きの柑橘農家にその未来を託されました。
その「農6」に多く含まれている成分が「ノビレチン」「β-クリプトキサンチン」「タンゲレチン」です。
効能を調べてみると、どんなパワーを秘めた柑橘か、お分かりいただけると思います。
昔から、果物・野菜が健康上で重要であることが言われますが、その理由がなぜかは、長年分かりませんでした。
その後、研究が進み、2010年代になって徐々に、植物由来の非栄養素であるファイトケミカルの重要性が解明されてきました。
5大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル)以外の非栄養素も重要な働きをしていたのです。
上記の3種類もファイトケミカルの一種ですが、ファイトケミカルは全てが発見されているわけでなく、10,000種類以上あるとも言われています。
「農6」栽培を
確立してきた第一人者
香川県の久保 惠三郎さん

2022年、香川県の久保惠三郎さんから、「農6の生産量が増えてきたから、是非この柑橘を広めるために協力してほしい」と相談がありました。
久保さんは、農林省園芸試験場を卒業後、観音寺農協で生産指導をされてきた方です。
農協を退職後は、柑橘類の農業経営に従事しました。機能性成分の可能性に早くから注目し、「西南のひかり」「農6」の栽培を確立してきた、凄腕の生産者です。
今回お届けする「農6」は、香川県の久保さんを含む数名の生産者がつくっているものをお届けいたします。
