お米の優しい甘みと、
くちどけの良さが魅力
Madoka LABO細田窓可さんの
「米粉のクッキー缶」
ほろっとした食感で魅了します。
米粉ならではの、ホロホロとほぐれるような、ほろっとした食感の良さ。お米の甘みを感じるやさしい味わいで魅了する、米粉のクッキー缶です。
百貨店の催事などのポップアップストアで人気のパティシエ、Madoka LABO の細田窓可さんが、上質なコシヒカリの米粉を選び、その特性を生かして焼き上げる8種の米粉クッキーが楽しめます。
米粉の生産者は、大嶋朋裕さんが率いる「さんさん池見」です。コシヒカリ発祥の地である福井県坂井市で、持続可能な農業を目指した農法でお米を栽培しています。米粉は古米ではなく、その年度に収穫したコシヒカリを製粉しているため、甘みなどの風味が豊かです。
お米の優しい甘みをお楽しみください。
細田窓可さんの米粉のクッキー8種は、可愛らしいねずみのバニラクッキーをはじめ、ガレット・ブルトンヌやリュネットなどの伝統的なフランス菓子も入っています。いずれも、くちどけの良さと、お米ならではの優しい甘みが特徴です。
「米粉は小麦粉とは異なりグルテンの粘りがないので、それを生かし、くちどけの良さを大切に、ほろっとした食感に仕上げました」と細田窓可さん。「上質なお米の甘みの邪魔をしないように砂糖の量を調整し、お米のもつ甘みを楽しんでいただけるよう、できるだけシンプルに焼き上げました。とくにバニラのクッキーはお米の甘みが感じやすいと思います。ビスコッティのような硬いクッキーは、よく噛んでいただくと、じわじわとお米の旨みが出てきます」。
Madoka Laboの細田窓可さんです。
Madoka LABOは、素材を大切にしたシンプルなお菓子をポップアップストアで販売している、いま人気のパティスリーです。オーナーパティシエの細田窓可さんは、製菓学校の講師を務めてきました。
米粉のクッキー缶を作るきっかけとなったのは、「福井のお米の消費拡大のためと、小麦アレルギーのお子さんが、ほかの子たちと一緒にお菓子を楽しめない姿を目の当たりにしたからです」と、細田窓可さんは語ります。福井のお米への愛と、アレルギーの子供も美味しく食べられるようにとの想いから生まれた米粉のクッキー缶は、全国の方から支持されています。
米粉のクッキー8種をご紹介します。
バニラクッキー
素材はできるだけシンプルに、お米の甘みが素直に感じられるクッキーです。お米とバニラの相性の良さがわかります。可愛らしいネズミの形に焼き上げたのは、細田窓可さんがねずみ年だからだそうです。画像の中央から時計回りでクッキーをご紹介します。
リュネット
フランス・リヨン地方のメガネ型クッキーです。福井県鯖江市の特産品である眼鏡にもちなんでいます。米粉の優しい甘みを生かす甘酸っぱいイチゴジャムが、いいアクセントになっています。ジャムのイチゴは同じく福井県坂井市の、アオハル農園さんの農薬に頼らない栽培のいちご(紅ほっぺ)を使用。
ガレット・ブルトンヌ
バターをたっぷり使った、フランスブルターニュ地方の厚焼きクッキーです。さくっと噛んだ際の食感と香りの良さ、その後に広がるお米とバターの甘みが素敵です。
ココアクッキー
マドレーヌの形をしたココアクッキーです。サックリほろりとした食感と、程よい苦味が魅力です。
ビスコッティ
イタリア語で「2度焼きした」という意味のクッキーです。大きく焼いたクッキー生地をカットして、さらに中までしっかりと硬く焼き上げます。噛みしめるごとにお米の確かな旨みが感じられます。
ブールドネージュ
フランス語で「白い雪の玉」という意味です。ほろほろっとした食感、お米の甘みを感じさせる心地よい口どけのアーモンドクッキーです。
抹茶クッキー
一口サイズの、抹茶の絞り出しクッキーです。抹茶の苦味、くちどけの良さで後を引きます。
ディアマンショコラ
外側にまぶしたグラニュー糖が宝石のように輝くことから「ダイアモンド」という意味のフランス語「ディアマン」と呼ばれるクッキーです。ビターなココア生地とアーモンドの食感が楽しめます。
さんさん池見のコシヒカリを使います。
細田窓可さんが使う米粉は、福井県坂井市にある「さんさん池見」の二代目、大嶋朋裕さんが作るコシヒカリです。徹底した田んぼの水管理や減農薬栽培によって作られたコシヒカリは、しっかりとした粒感と粘りがあり、甘味と旨みがあります。クッキーに使う米粉は、その年度に収穫されたお米を製粉しているので、米粉にも甘味や旨みが感じられます。
贈り物にも最適です。
米粉のクッキー缶は、すべてグルテンフリーなので、アレルギーの気になる方だけではなく、健康に気を使っている方にもおすすめです。お子様やご高齢の方に安心して贈ることができます。催事などでしか買えないクッキー缶です。数量限定、期間限定のため、ぜひこの機会にお試しください。
文・林麻実
撮影・Madoka LABO