新見フレッシュキャビア

チョウザメの卵と岩塩のみで製造される生キャビア。
塩分濃度3.5％で塩漬けし、1粒の大きさが2.5mm以上、厳選したキャビアのみを使用します。
品種はベステル種。最高級のキャビアが採れると名高いオオチョウザメと産卵期間が短いコチョウザメの交配種です。採卵期間が短い品種と掛け合わせているとは言え、それでも採卵には7〜8年の期間を要します。クセがなく、なめらかな食感でコクのある味わいが特徴です。

日本には多くの輸入キャビアが市場に流通していますが、輸入キャビアの大半は長期保存を可能にするために、60度で20分間湯煎する低温殺菌(パストライズ処理)が施されています。加えて8％〜10％超の塩分濃度で塩漬けにするのでキャビア本来の食感、風味とはほど遠いと言わざるを得ません。
キャビアのプチプチとした食感は実は、低温殺菌処理によるもの。

フレッシュキャビアは、低温殺菌処理や高塩分処理を施さずに原料を塩漬けするのみ。
キャビアが持つしっとりとした舌触りが味わえます。

蝶鮫屋は株式会社MSファームの販売部門の屋号です。岡山県新見市にあり、チョウザメの養殖からキャビアの製造・販売を行っています。
中国山地から岡山県西部を流れる高梁川水系の源泉に近く、豊富で美しい水を使ってチョウザメを飼育しています。
新見市はカルスト台地にあり、河川水や湧き水が本場ヨーロッパの水に似た硬水のためチョウザメの環境に適し、15000尾を超えるチョウザメを育成しており、年間70㎏以上のキャビアを製造しています。

チョウザメを開腹・採卵し、水で洗浄しながらほぐした卵に味付けをし、瓶詰した後に瞬間冷凍して鮮度を閉じ込めます。なので加熱処理や防腐剤等を添加する必要がありません。
卵の成熟度を見極め、最適な時期にキャビアに加工します。加工は担当の職員のみで行い、 全て手作業で行っています。

少し特別な1日や贅沢な酒肴に新見フレッシュキャビアをご堪能下さい。
ギフトにもおススメです。

繊細なキャビアは、温度変化にとても敏感なので開封後は直ぐにお召し上がり下さい。

ご注意頂きたいのがキャビアに金属スプーンは厳禁です。金属のイオンが移り、臭いがついてしまいキャビアの醍醐味である繊細な風味が台無しになってしまいます。
スプーンはゴールドか水牛の角か貝殻製、無ければ木かプラスチック製をご利用下さい。