すごいアジフライが完成しました。
生原料をそのまま加工して
生のまま送るアジフライが美味すぎる!

大人から子供までみんな大好きアジフライ。どんな定食屋でも定番で置いているアジフライ。けれども一度は皆様ガッカリした経験ありませんか?それもそのはず。世に出回る多くのアジフライは「生から作ったものではない」からです。
じゃあ生原料から作って生のまま出荷する商品作っちゃえばいいじゃん。言うのは簡単ですが実現がこれまた大変でした…が、そんな苦労もあった事を吹き飛ばせるくらい美味しい商品ができました。
原料は豊洲市場に入荷する物から選びます。

「豊洲市場には日本全国より鮮度抜群な真アジがそれこそ毎日数10t単位で入荷します。その中から1に鮮度、2に大きさに拘り原料として使用します。
目利きするのは高邦水産八角社長。この道なんと約40年の凄い人、特にアジの目利きに長けた人なのです。
「一番大衆的な魚だけど、漁法は勿論・産地の手当てだったり温度管理だったりで丸っきり味が変わる難しい魚。昨日良くても今日はダメみたいな話も珍しくないから…こういう取組は腕が鳴るね!」と意気揚々。
豊洲市場から20分ほどの工場でスピーディーに加工します。

この工場が「やりましょう!」と手を挙げて下さらなかったらこの企画は成立しませんでした。豊洲市場から車で20分ほどの好立地に加工場を構える㈱ドリームフーズです。
「手をかける時間が長ければ長いほどアジ自体の鮮度も旨味も落ちる。単純に見えて細かい所に気を配ってます」例えば、「1尾をアジフライの形に仕上げるのに大体30秒位でしょうか。」…早すぎませんか!?
しかも全ての工程を手作業です。「作業効率は落ちるのですが背開きにしてます。その方が背についてるヒレをしっかり除去できるので。パン粉も揚げたてが一番美味しい電極パン粉を選んでます。」
※腹側が繋がる様に開いています。パン粉を付ける際に結着しますが、揚げると身と身が離れてしまう物もございます。ご了承ください。
肝心な仕上がりに関しては「間違いない商品ができました。手前味噌ですがこれは美味い。」
ライバルはご家庭で生から作るアジフライです。


原料の手当てや値段の上下がある為に、産地でも生製造の生出荷のフローが難しいとの事。確かにアジの一大産地でもある長崎県では月に1週間程大型旋網船の休漁期間がある為その期間は入荷が全くありません。けれども豊洲市場ならば上手く産地を散らばせながらアジを見つけ出す事ができます。なので原料の設定価格を少し高めに見ました。その分は絶対に味に返ってくる、と数度の検証を経て確証しております。
また商品のお届けに関しても毎日ではなく週に一回とさせて頂きました。しっかりとオーダー数を勘定して、本プロジェクトに携わる人間全てが納得する原料で週末に向けてお届けする、という形を取っています。
手前味噌ながら、このアジフライは本当に美味い!です。「たかがアジフライでしょ」と思う方にこそ是非食べて頂きたいです。冷凍品を否定するつもりは毛頭ございませんが、「凍結をしていない・鮮度が良い」だけでここまで味に違いが出るのか…と。
辛子とソースがド定番ですが、醤油に一味唐辛子なんかの組み合わせも最高です。
私完全に味を占めました。この「生から作って生でお届けするフライ」シリーズ、次回作も乞うご期待ください。