豊洲パーラーの
フルーツポンチ ジェリー

フルーツ好きのためのスイーツを作りたいとずっと思っていました。パティシエ関谷真紗美さんにお願いし、念願の「フルーツポンチ」を作ってもらいました。豊洲市場に入荷するシャインマスカット、ナガノパープル、スイカ、みかん、ピンクグレープフルーツの5種類がふんだんに入っています。

シャインマスカット、ナガノパープル、スイカ、みかん、ピンクグレープフルーツの5種類が1瓶に約525g入っています。

■長野県産「シャインマスカット」
特有の爽やかな香りと糖度20度近くまで達する甘さ、しかも皮ごと食べられて種なしという人気の葡萄です。

■長野県産「ナガノパープル」
「巨峰」と「リザマート」の交配から誕生した、大粒・種なしで皮ごと食べられる葡萄です。糖度18〜21度にもなる甘さと巨峰譲りの濃厚な味わいで、種がないので皮ごとパクパク食べられます。

■山形県産「尾花沢スイカ」
このスイカの魅力は際立つ甘さ。一般的な日本のスイカの糖度は10〜11度ほどですが、尾花沢の西瓜は概ね12〜13度になります。甘さだけでなく、シャリシャリとした食感・みずみずしさなど全てにおいてレベルの高いスイカです。

■愛知県産「蒲郡のハウスみかん」
手のかかる高度な栽培技術により、じょうのう膜（薄皮）を薄く、果汁が豊富で香りも良く、果肉が柔らかい、甘いみかんを生み出します。 その美味しさは、冬の早生みかんの味わいに遜色無しと言われるほどです。

■南アフリカ産「ピンクグレープフルーツ」
グレープフルーツ特有の酸味とまろやかな甘みがあります。この酸味がジェリーとよく合います。

カットしたフルーツに少量の粉糖とコアントローをかけ、マリネします。そうすることで、フルーツの風味が良くなるのです。関谷さんは「フルーツのそのものの味わいを堪能してほしい」という思いから、あえてフルーツをシロップ漬けにはしていません。果物の本来の甘みを楽しめます。

みずみずしいジェリーにするためにパールアガー（ゲル化剤）を使っています。パールアガーを水に溶かしたのちに、他のフルーツと相性の良いライチピューレを入れています。そして、5種類のフルーツをカットしたときに出た果汁も余すことなく使っています。

関谷さんは食材の隠れた魅力を発掘し、商品開発をするパティシエ。フルーツの持つ本来の味わいを何よりも大切にしてスイーツを作っています。フルーツの味を引き立たせるべく、余計なものは使っていません。

このフルーツポンチはジェリーになっていますので、そのまま食べることができます。おすすめの食べ方としては、グラスにフルーツポンチを入れて、大人はジャンパン、お子様は炭酸を入れて飲んでください。