熊本県産 氷温熟成
低温熟成 ぽろたん

ニホングリの常識を覆す栗

大粒で果肉が滑らかなニホングリでしたがチュウゴクグリである天津甘栗と比較すると渋皮が剥けにくく、調理や加工が困難でした。
しかし、この「ぽろたん」の登場によってニホングリはついに、この最大の欠点を克服しました。湯煎やトースターなどでの加熱によって、鬼皮と渋皮が"ぽろ"っと剥ける。
そして純国産であるため食味も抜群です。
ぽろっと皮が剥ける
ヒミツが明らかに!

ニホングリとチュウゴクグリの皮の剥きやすさを決める要因はカスタヘジョンというポリフェノールの量の違いです。
ニホングリはカスタヘジョンが多く、皮が剥きにくかったのですが「ぽろたん」は、カスタヘジョンが少なかったのです。
ニホングリの純国産品種である「ぽろたん」のカスタヘジョンが少ない理由は品種登録された後も解明されていませんでしたが、ニホングリは、皮が剥けやすい特徴を隠し持っていることが分かり、交配を繰り返し行った結果、「ぽろたん」はこの特徴が発現した事が数年前に明らかになりました。
オーブンでじっくり焼くと
ぽろたんの名前のとおり、
鬼皮も渋皮も『ぽろっ状態』

栗ご飯も手間いらず

低温熟成で甘みが増す
「ぽろたん」

収穫したての栗は、糖度が低く、あまり甘さを感じません。
しかし、0℃〜-1℃の冷凍庫で貯蔵し熟成することで、栗に含まれるデンプンが糖に分解され、約1ヶ月で糖度は倍近くにまで上がります。
今回お届けする『ぽろたん』は、この低温熟成を終え、糖度が増したものです。
お手元に届いたら、すぐに使えます。
※ 熟成を終えた『ぽろたん』は、大変足が早いため、なるべくお早めにお召し上がりください。
また、出荷の際、十分検品をいたしますが、なにぶん中の状態までは見えないため、一部黒く変色しているものが混ざる場合がございます。予めご了承ください。
必ずお読みください
「ぽろたん」の加熱を行う前に下の写真のように、果皮と果肉に傷を付ける必要があります。
キズを付けないと、うまく皮が剥けず爆発する恐れがあります。

切れ目の深さは、中の果肉が少し切れるぐらい(深さ3.5ミリ程度)が目安です。
長さは周りをぐるりと3/4周の傷を入れてください。
(ケガをしないよう、くれぐれもご注意下さい。)
「ぽろたん」の加熱方法
オーブントースターで加熱する場合
・予熱したオーブントースターに、5〜6個分の切り込みを入れた「ぽろたん」を並べ
600Wの場合で約15分程度加熱します。
(オーブントースターの性能に合わせて加熱時間を調整して下さい。)
焼き方が足りない場合には、再度1〜2分加熱して下さい。
電子レンジで加熱する場合
・切り込みを入れた果実を、皿に5個並べ、そのまま電子レンジに入れて2分間
(700Wの場合)加熱します。果肉の半分程度まで火が通りますが、
水分が蒸発し果肉が硬くなります。(加熱ムラによりうまく剥皮できない果実が
できますので、1回に加熱する量は5個以下としてください。)
※注意点※
お好みの調理方法で温かいうちに渋皮をむいてお召し上がり下さい。
冷めると渋皮はむきにくくなります。加熱した「ぽろたん」は熱くなっております。
手袋等をして、火傷しないよう、くれぐれもご注意下さい。