パティスリーAKITO 神戸
ミルクジャムの第一人者、田中哲人シェフの傑作選

超ミルキーな「ミルクジャム」と
なめらか〜な「ミルクジャム・プリン」

楽しい２層ジャムが３種、
ミルクジャムの王道４種セット、
ミルクジャムのプリン２種セットです。

１．“いちごミルク”の究極が
楽しめます！

楽しい２層ジャムです。

パティスリーAKITOのミルクジャムは、新鮮な淡路島産の牛乳を、銅鍋で２時間もかけて煮詰めた本物です。
最初におすすめしたいのが、ミルクの濃厚な味わいを極めたミルクジャムと、いちごジャムを２層に詰めた「いちごとミルクジャム」による究極と言ってもいい“いちごミルク”のお楽しみです。

２層ジャムはほかにも、アプリコットと紅茶のミルクジャム（左）、ショコラとピスタチオのミルクジャム（右）があります。どの組み合わせも、実にリッチで楽しい味わいです。
紅茶はアールグレイ、ピスタチオはシシリー産です。素材の風味がイキイキと感じられる美味しいミルクジャムです。

２種のジャムを混ぜながらどうぞ。

いちごとミルクジャムの２層ジャムは、トーストにたっぷり塗ってお召し上がりください。
ミルクのコクといちごの甘酸っぱさが相性抜群です。
ミルクといちごは、田中哲人シェフが一番好きな組み合わせです。
２種それぞれを味わったら、お好みの割合で混ぜてみてください。

２．“ミルクジャム”は
深いコクがあります。

上質なキャラメル味です。

「例えるならばキャラメルの一歩手前を想像してほしいです」と田中シェフは語ります。
なめらかな口当たりでミルクの深いコクが感じられます。

塩バターなどのミルクジャム傑作選です。

田中シェフは季節のフルーツなどを組み合わせた豊富なミルクジャムを展開しています。
それぞれ田中シェフが厳選した食材を採用し、素材を活かしながら、ミルクのコクを邪魔しない、ミルクジャムと調和した味わいです。

今回は田中シェフおすすめの４種のミルクジャムをお届けいたします。
左から、ベルガモットで香りづけしたアールグレイ、ベーシックなミルクジャム、シシリー産のピスタチオ、フランス産の岩塩を使った塩バターです。

３．“ミルクジャム・プリン”は
濃厚の極みです！

上質なキャラメル味です。

プリンの約６割がミルクジャムです。ミルクジャムをふんだんに使った、ミルクジャムの濃厚なコクそのものを味わえるプリンです。定番のミルクジャム・プリンと、希少なシシリー産のピスタチオを使ったミルクジャム・プリンがあります。

３層を一緒にお召し上がりください。

ミルクジャムプリンは、上から生クリーム、ミルクジャム・プリン、カラメルの３層になっています。生クリームとほろ苦いカラメルがミルクジャムのコクと味わいを引き立たせます。ミルクジャム・プリンは、ミルクジャムのほかに卵黄、牛乳、砂糖でつくるシンプルなものです。

４．牛乳を２時間かけて煮詰めます。

ミルクジャムを極めた田中哲人シェフです。

田中哲人シェフは、1967年大阪生まれ。ホテルピエナ神戸内の菓子sパトリー（現LUCIOLE）のシェフパティシエ時代に市販のミルクジャムからヒントを得て、牛乳を煮詰める「ミルキッシュジャム」を考案。お客様からの評判が良く、そこからミルクジャムを極めた田中シェフは、2014年、神戸元町に「パティスリーAKITO」を開店しました。

ベースは淡路島産の生乳です。

「地産地消で地元のものを使いたい」と、語る田中シェフ。ミルクジャムのベースとなる牛乳は、兵庫県は自然豊かな淡路島で育った牛の生乳を使います。ほかに、砂糖、練乳、生クリーム、バニラビーンズが基本の素材です。

銅鍋でゆっくり煮詰めます。

総量10Lの材料を銅鍋に入れて煮詰めます。工程は煮詰めるだけ、と簡単そうですが、凝固剤などの添加物を使わず、田中シェフは丁寧に鍋の様子を確認し火加減をコントロールしながら２時間かけてつくり上げます。

「少しでも焦がすことができません。かといって弱火では狙った風味が出ないのです。火加減と時間、プロペラの回転速度でミルクジャムの味わいがまったく違ってくるところが難しくもあり楽しいところでもあります」と、田中シェフは語ります。