圧倒的な粘り強さと芋の甘みをしっかり感じる
JA十勝池田町のプレミアム長芋
根張星(ねばりスター)

他の長芋では到底敵わない、濃厚な旨味と驚くほどの粘り強さを兼ね備えた長芋のブランド『根張星(ねばりスター)』をついに取扱うことが可能となりました。オンラインで購入出来るのは現時点では当店だけとなります。
初めて食べた時、粘度の高さはもちろんですが、あまりの味の濃さにびっくりしました。
素材があまりにも良いので、炊き立てのホカホカの白米に擦ったとろろをかけて、醤油を一かけするだけで、思わず笑みがこぼれる美味しさです。
少しだけ長くなりますが、この『根張星(ねばりスター)』について説明させてください。
このブランド長芋の品種は、ややこしいのですがカタカナで「ネバリスター」。
ヤマノイモの一種であるいちょう芋と長芋を掛け合わせ出来、2008年に登録されました。
品種と土地がマッチングして生まれた
JA十勝池田町でしか作れない味

この品種に着目したのが北海道のJA十勝池田町。
もともと池田町は長芋の栽培を行っていましたが、粘土質の重い土のためにどうしても途中で曲がってしまい、市場の基準を満たすものが出来ずに悩んでいた、という課題があったのです。
そこで、登録された2008年にはさっそく試験栽培をスタートさせました。
すると「ネバリスター」は品種の特性で、そんな土質をものともせず、たくましく根を伸ばすことができました。土壌と品種が見事にマッチし、他の長芋では出せない粘りと旨みを兼ね備えた長芋を収穫できるようになったのです。
この味に惹かれ、多くの人に食べてもらいたいと、高品質な国産・輸入青果物を専門に取扱う株式会社ワタリがJA十勝池田町とタッグを組み、ブランド化したのが『根張星(ねばりスター)』。
『根張星(ねばりスター)』はJA十勝池田町の栽培農家さんが生産したものに限定。栽培方法から貯蔵、出荷に至るまで、JA十勝池田町とワタリによって作成されたガイドラインに沿って、選び抜かれたものだけが出荷されます。
擦ってそのまま食べるだけでも甘くて美味しいです。

ご飯にかけて、醬油を少しとかつお節をフワッと載せてとろろご飯。蕎麦にかけて山かけ蕎麦。旨みがすごいので、そのまま素揚げして青のりと塩をかけただけでも最高のつまみになります。一度食べると他の長芋では満足できなくなってしまう程です。
昼夜の寒暖差&十勝川と利別川がもたらす肥沃な土壌

『根張星(ねばりスター)』の植え付けは5月からスタート!
真っ直ぐと生育するように部分的に土を柔らかくし、種芋を植え付けます。
それからおよそ3カ月経った9月頃、畑一帯は緑のカーテンとなります。有機肥料を積極的に使用し、秋ごろまで生育が続きます。
10月下旬ごろには生育が終わり、つるが枯れはじめ、支柱やネットを片付けて収穫の準備に入ります。
11月になると朝は気温が氷点下まで下がり、霜が朝日で溶かされて霧が出るころに収穫を始めます。年に一度の収穫作業は数日にわたって行われ、2種類の収穫方法があります。
・土と芋を一緒に掘り起こす収穫方法
プラウと呼ばれる装置を牽引して掘り進み、収穫します。
・深い溝を掘って土の中から掘り出す。
人が入れるほどの深い溝を掘り、左右の土の中から『根張星』を掘りだす。
掘った部分は再び埋め直します。
収穫された『根張星』を大きなコンテナに入れて、工場へ運び、選別した後、余分な部分をカットしていきます。
水洗浄で土や汚れを落とし、鮮度保持のため蔵の中で保管し、年間で供給できるような体制を取っています。
『根張星』はこうした北海道だからこその昼夜の寒暖差と池田町の栄養分が豊富な土地だからこそ、他の芋にはない濃い旨みを蓄えることが出来るのです。
是非一度、他の長芋では確実に物足りなさを感じるぐらいに「粘りの強さ」と「旨み」が抜きん出ている『根張星(ねばりスター)』をご賞味ください。