北海道 くしろ和商市場 田村商店
羅臼 真ホッケの干物と
八戸 真鯖の干物
厳選した原料、こだわりの下処理によって生み出される
ふっくらした身と凝縮した旨味が魅力の干物を見つけました。
地元 釧路で高い評判を誇る
田村商店の干物です。
田村商店は1971年創業。北海道釧路市にある、くしろ和商市場の中にあります。いくら、ホタテ、たらこなどを販売していますが、中でも干物の評判が高いと聞きつけ、実際にお店に行ってきました。
勝手丼の発祥のお店と言われている田村商店は、地元の人や観光客から人気があります。
田村商店の干物は、身質がふんわりとし、魚の凝縮した旨味を感じます。
「干物の原料選び、作り方にこだわっています。理想とする干物を追い求めている中、干物作りのプロ 日浦さんと出会いました。彼の作る干物に惚れ込み、干物作りを日浦さんにお願いしています」と田村秀樹社長は言います。
毎日約200枚の干物を作る
日浦さんです。
日浦さんは「美味しい干物を作る上で大事なポイントは、下処理にあります」と語ります。
魚を丁寧にさばいた後、1時間水に入れ血抜きします。その後、6%の塩水に魚を入れ15〜30分漬け込みます。しっかりと洗い、湿度と温度を管理している倉庫で1日干して完成です。しっかりと血抜きをすることで、魚の臭みとは無縁の干物ができます。
身はふっくら、脂のりが良い羅臼 真ホッケの干物です。
北海道羅臼の海は深く凹凸も多いため、ホッケの餌が豊富にあります。
そのため、脂の乗った魚体に育ちます。「中でも背びれ付近が黒っぽいものを厳選しています。黒いホッケの方が、脂のりが良いのです」と日浦さんは語ります。
今回は、原魚で390〜430gのホッケに厳選しています。干物の状態で約34cmです。
肉厚で旨味が凝縮した
鯖の干物です。
鯖は、国産のものを使っています。その時期の身質や脂のりがベストなものを選びます。「鯖は、背中に丸みがあり、お腹が膨らんでいないものを使います。鮮度が命なので、さばくスピードも重要です」と日浦さんは言います。
今回は原魚で400〜450gの鯖に厳選しています。干物の状態で約34cmと大きな鯖です。
田村商店の干物を
北海道から直送します。
身はふんわり、脂のりの良いホッケと鯖の干物を北海道からお届けします。1パックずつに小分けされていますので、食べたいときに解凍して調理することができます。
サイズが大きいので、ご家庭の魚焼き機に入らない場合はカットして焼いてください。
文・白石さやか