和歌山県の中でも屈指の生産者集団
早和果樹園のオリジナル品種
『早和の香(そうわのかおり』
平成24年3月品種登録
黄色い柑橘のイメージを覆す オリジナル品種
文旦の掛け合わせと思っているとビックリする
早和果樹園が生んだ『早和の香』
黄金柑との掛け合わせ、という点でいうと「湘南ゴールド」や「媛小春」などがありますが、いずれも黄金柑の爽やかな甘さが特徴的です。
この『早和の香』もそうですが、黄色い柑橘にありがちな苦みや酸味が先行する感じはありません。
文旦系との掛け合わせなので、薄皮が厚いのかな、と思って切ってみると驚きです。
紅まどんなやせとかのような薄さの薄皮なので、文旦や八朔を食べるときのように皮を剥かなくても美味しく身のおいしさを楽しむことができます。
肉厚で果汁がたっぷり、ゼリーのような食感をお楽しみください。
文旦由来の大玉
片手いっぱいのサイズ感です。
文旦由来の大玉果ゆえに、
果汁がたっぷり凝縮しています!
収穫前の「早和の香」はこんな色
収穫前の12月ごろは太陽の光をたくさん浴びて、味わいを凝縮している途中でした。
ここからグングンと着色していき、最終的には写真のような黄色にまで色づいていくのです。
早和果樹園は、
和歌山の有田にあります。
みかんの生産量でトップクラスを誇る和歌山県。
その中でも有名なのが、生産者が腕を競い合い、高い品質を誇っているブランド産地が有田です。
そんな激戦区の中で早和果樹園は2014年11月「第2回6次産業化推進シンポジウム」で最高賞である「農林水産大臣賞」を受賞した実力派。
おいしいみかんを作るために早和果樹園ではマルチ栽培も導入しています。
余分な雨水を防ぐ耐水・透湿性シートを敷いて、毎年天候に左右されない美味しい安定した柑橘づくりを心掛けています。