ぐるめくにひろ
紀州備長炭で燻す「熟成ベーコン」
東京・荻窪のハムソーセージ工房ぐるめくにひろの『熟成炭火焼燻製ベーコン』です。
材料は「豚肉・粗塩・粗糖・野菜」のみ、素材にこだわり保存料や着色料は一切使用していません。
宮崎県霧島山えびの高原で、大麦、小麦、とうもろこし、海草等の自然のミネラル、ヨードを含む専用飼料を食べて、のびのびと運動して育った豚のバラ肉をじっくり時間をかけて熟成させ、木炭の頂点と言われる紀州備長炭で燻製しました。
生産者と職人の技術で生み出される極めてシンプルなベーコンは、滋味深く、後ひく美味しさです。
味わいはまろやか
好みの厚さに切り出す醍醐味
豚の品種は「(ランドレース×大ヨークシャー)×デュロック」の掛け合わせで、赤身の旨味と脂身に甘みがあるのが特徴です。
バラ肉でも、肉が柔らかく脂の質が良い、特にベーコンに適した部位を厳選し、オーストラリアの粗塩、鹿児島の粗糖を擦り込み、約3週間かけて玉葱、生姜、にんにくの旨味も吸わせ熟成します。
専用のレンガ燻製庫では、燻製の香りを邪魔しない「紀州備長炭」を用いて、桜をブレンドしたチップで一昼夜かけ低温乾燥し、余分な水分と脂を絞り完成です。
出来上がったベーコンは、保存料無添加ながら、ブロックごとに塩分を調整して作っているので、口当たりは非常にまろやかです。お好みの厚さにスライスしてお楽しみください。
焼かずに愉しむ
旨味いっぱいの脂がとろけます
肉の香りと旨みを堪能するなら焼かずにそのまま食べるのがおすすめです。
店主の松澤州紘(くにひろ)さんもイチオシの食べ方で「焼いて食べるイメージの強いベーコンですが、このベーコンはそのまま食べられるように仕上げているので、是非試してほしい」と言います。
薄くスライスしたベーコンを常温でしばらく置くと脂のかたさが緩み柔らかくなります。乾燥させないようにラップをしてお待ちください。
準備が整ったら、口のなかで脂を溶かすように味わいます。白ワインにバケット、ピクルスや胡椒などアクセントを添えても美味しいです。
表面を温めるだけ
肉汁あふれるステーキ
「熟成炭火焼燻製ベーコン」は、 余計な水分も脂も熟成と燻製で抜けているため、焼かずともその味は完成しています。
加熱する場合は、表面を温める程度がおすすめです。上質な脂と肉汁の旨味を十分に楽しめます。
完全受注生産品
ご予約後に肉を仕込みます
「熟成炭火焼燻製ベーコン」には、豚バラ肉のなかでもジューシーで味が濃く、1頭の豚からわずかしか取れない部位を使用します。
受注後、原材料の肉を吟味し、熟成には3週間かかりますので、お届けまでは1カ月ほどお待ち頂きます。