甘辛さと酸味の絶妙なバランスが素晴らしい「レモンステーキ」を
黒毛和牛A5ランクのサーロインで味わう
佐世保 名物
レモンステーキ
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日本人が考案した
日本人のためのステーキ
レモンの酸味とすき焼きに似た甘辛さのあるタレが食欲をかきたてます。サシのたっぷり入ったサーロインもこのレモンステーキにすると不思議とぺろりと食べられます。 レモンステーキは、長崎県佐世保市で生まれた肉料理です。佐世保は第二次大戦後、アメリカ海軍の基地があったことから、アメリカンステーキが流行していました。そんな中、日本人の口にあうステーキを作りたいと考案されたのが、このレモンステーキです。
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厚さは3mm。
サシの入った和牛でないと
味わえません。
今回は黒毛和牛A5ランクのサーロインをご用意しました。 お店によっては、輸入牛や豚肉でレモンステーキを提供しているところがありますが、和牛でレモンステーキを作るのがルーツです。黒毛和牛特有の脂の濃厚な甘みをレモンが爽やかさのある味わいに変化させます。 そして、この薄さがレモンステーキの特徴です。両面焼かずとも、片面だけ火を通すくらいで十分です。薄いので、サシの入ったサーロインステーキももたれることなく、食べられます。
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にんにくの効いた醤油ベースの
タレで食欲が掻き立てられます。
作り方は簡単です。
1.タレを作ります。タレは、サーロインスライスが5枚分の分量です。ブイヨン100ml、醤油100ml、にんにく3片、砂糖40gです。材料を合わせて鍋に移し、ひと煮立ちさせます。
2.レモンを1個分絞ります。1.のタレとは混ぜないでください。
3.肉を焼きます。薄いため、片面だけ焼きます。肉の色がピンク色になってきたところで、1のタレをひとまわしかけて、お好みの焼き加減になったら、最後にレモン汁をひとまわしかけて完成です。
4.お好みで上にはレモンの輪切りとスライスした玉ねぎを置いてください。
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最後残ったタレに
ご飯に絡めるのがおすすめです。
肉と一緒にご飯を食べてほしいですが、最後に残ったタレとご飯を絡めてください。肉の旨味が溶け込んだタレがたまりません。 さっぱりと食べられますので、これからの暑い時期にぴったりなステーキです。