九州きってのブランドみかん
JAながさき西海
味まる、味っ子、出島の華
意外と知られていないかもしれませんが、みかん生産量第5位に位置する長崎県。
長崎県佐世保市南部、大村湾を望む温暖な気候と豊かな自然環境に恵まれた場所で、マルチシートを活用し、水分量をコントロールすることによって、
旨みがギュッと凝縮したコクのある甘いみかんを作るのがJAながさき西海です。
糖度別に3ブランドに分けて出荷を行っていて、他産地の多くは2段階ぐらいが一般的なので、ここまで細かく細分化しているところは非常に珍しいです。
- 糖度12 度選果の基幹ブランド「味まる」
- 糖度13 度以上の上位規格「味っ子」
- 糖度14 度以上の最上級ランク「出島の華」
徹底した品質管理から生まれる安定した品質とその味の良さから高級果物専門店や百貨店でも重用される高級みかんの1つです。
ご自宅用や簡単なプレゼントにもおススメな「味まる」、ちょっと贅沢したいときには「味っ子」、大事な方へのギフトには「出島の華」など、用途によって使い分けください。
それでは少しだけ、西海みかんの特徴や美味しさの秘密をご紹介していきます。
登録園地制による品質の担保
県が誇る日本屈指のブランドみかんとしての品質を保つために、JAながさき西海では各農家がどのブランドみかんを作るのか管理するために園地を登録する仕組みになっています。 また、ブランド毎に栽培方法や、肥料の種類、管理の方法等が細かく定められており、定期的に品質チェックも行われています。
マルチシート栽培によって
糖度を高める
みかん栽培において一番大事なのが土壌の水分調整。和歌山や愛媛、熊本などのみかん産地では作業性は悪いですが、風通しがよく水はけのよい山の急斜面に園地が広がる段々畑の光景が一般的です。
しかし、JAながさき西海では敢えて平地でみかん栽培を行っています。
平地で作る一番のメリットは管理がし易く、作業性が良いことです。その分、水はけに関しては傾斜地に劣るので、タイベックシート(マルチ)を登録園地では必ず敷くことになっており、
これによって余計な水分を与えずに、土壌を適度に乾燥させ糖度の高いみかんに仕上げています。
このシートは太陽光の反射板の役割も果たしているので、太陽光が反射して光合成の促進とまんべんなく着色が進む利点も兼ね備えています。
他にも、有機肥料や牡蠣殻を使用し、微生物が活発に動ける土づくりを行うことでより健康な樹に仕立てあげ、 作業性の良さを活かして摘蕾や早期摘果などのこまめな剪定作業を行うことで、樹が作り出すエネルギーを少しでも多くより良い果実に届けるよう工夫を凝らしています。
大型選果場で選び抜いた
間違いのないものを出荷
こうして出来たみかんたちをブランド別になんと1日に110トンものみかんを光センサー選果できる、日本でも有数の大型選果場が2007年に設立されました。
収穫されたみかんたちはまず各家庭で選果され、選果場に持ちこまれます。
そのあと、熟練のメンバーたちで目視の選果を2度行い、糖度と酸度を測れる光センサーを通し、ブランド毎の糖度・サイズ・階級に振り分け、箱詰めされ、各市場へ出荷されるのです。
ちょっとした小話ですが、実は箱や名前にも想いが詰まっています。
「味まる」の箱には、国の重要文化財でもあり旧日本海軍の手によって1922年に建設された針尾無線塔が描かれており、「出島の華」は鎖国時代、日本で唯一西ヨーロッパに開かれ、貿易の窓口だった「出島」からきています。
長崎の色が濃く詰まったこれらJAながさき西海の3ブランドのみかんはいずれも酸度1%以下で選果されているので、甘くそして食べやすいのが魅力でもあります。
届いてすぐ食べ頃で美味しいみかんをお探しの方には是非オススメしたいブランドみかんです。
文:株 食文化 冲田 篤史
11/25〜30出荷○ 糖度13度以上『味っ子みかん』長崎県産 マル秀〜秀 S〜L 約2.5kg 簡易箱 ※常温 JAながさき西海
3,900円(税込)
- 販売中 在庫数 13
- (株)食文化 大井出...
11/25〜30出荷○ 糖度13度以上『味っ子みかん』長崎県産 マル秀〜秀 S〜L 約5kg 産地箱 風袋込 ※常温 JAながさき西海
7,400円(税込)
- 販売中 在庫数 36
- (株)食文化 大井出...
11/25〜30出荷○ 糖度12度以上『味まるみかん』 長崎県産 優〜秀 S〜L 約5kg 産地箱 風袋込 ※常温 JAながさき西海
3,700円(税込)
- 販売中 在庫数 144
- (株)食文化 大井出...