磯の豊かな香りと
やわらかな食感
良質なあおさの名産地
福島県松川浦の冷凍生あおさ
福島県相馬市のマルリフーズが加工製造した、生食できる新鮮な冷凍生あおさです。あおさといえば乾燥したものが一般的ですが、お届けする冷凍生あおさは解凍するだけで採れたてのような磯の風味と食感が楽しめます。今まで生あおさは日持ちがせず風味や食感が損なわれやすいことから配送が困難でしたが、高い技術によって味わいを保つことが可能になりました。これまでにない、新しいあおさの楽しみ方をご紹介します。
福島県相馬市松川浦は
良質なあおさの産地です。
福島県相馬市にある松川浦は、万葉集にも詠われた景勝地です。砂や小石などが堆積し入江が塞がれ潟湖(せきこ)と呼ばれ、豊かな干潟を形成しています。
松川浦は全国でも有数のあおさ(ヒトエグサ)生産地で、東日本大震災以前は全国第2位の生産量を誇っていました。
海水と淡水が入り混じる松川浦はプランクトンやミネラルが豊富で、海藻養殖に適した環境です。波も穏やかなので葉が薄くやわらかく育ち、なめらかでくちどけが良いあおさが採れます。
豊富な栄養素。
からだに優しいあおさ
海藻は、緑藻類、褐藻類、紅藻類の3種類に分けられ、今回お届けするあおさは緑藻類に属します。(ひじきや昆布、わかめは褐藻類、海苔やふのりは紅藻類)
あおさは食物繊維を多く含み、水溶性と不溶性の双方が備わっています。
食物繊維の日当たり目標摂取量は18〜64歳の男性は21g以上、女性は18g以上です。100gのあおさに食物繊維が29.1g含まれる(日本食品標準成分表2023年)ので、一日1パック食べるだけで一日の摂取量が十分賄えます。冷凍庫にストックしておきたい食品です。
冷凍生あおさは
そのまま召し上がれます。
マルリフーズでは、原料で仕入れたあおさを攪拌洗浄して異物の除去を行います。機械による洗浄のあとはブラッシングし、最後に目視で確認します。これらの丁寧な下処理が海藻特有の臭いを抑え、あおさの香りを引き立たせます。解凍後は水洗いせずにそのまま召し上がれます。生あおさは酢の物や、とろみのついた餡に入れて煮もの等にかけてお楽しみください。生あおさならではの鮮やかな色合いと磯の風味が感じられます。