創業明治20年 駿河海鮮問屋「望仙」
駿河湾由比水揚げの
新鮮な桜えびで作る
『桜えびのかき揚げ』
桜えびの街「由比」の海鮮問屋「望仙」がつくる、職人が手作業で丁寧に揚げた桜えびのかき揚げです。鮮度が命の繊細な桜えび。確かな目利きで仕入れた原料を素早く加工してこそ生きる素材です。駿河湾で採れた生でも食べられる新鮮な桜えびを使った贅沢なかき揚げです。レンジで温めるだけで、サクサクと香ばしいかき揚げが楽しめます。
明治期に偶然からみつかった桜えび
桜えびは国内では駿河湾でのみ漁獲が許されています。その漁のはじまりは、明治27年(1894年)に由比の漁師が浮きをつけずに網を沈めてしまい、網を引き揚げたところ、小えびがたくさんかかっていたのが始まりです。その後漁法も確立され、望仙の先代である仙吉が中心となり地域を巻き込み「由比桜えび」の地域ブランド化を推進しました。(桜えびの名付け親、とも言われています。)※桜エビは日中200〜300mの水深にいて、夜間20〜30mまで浮上します。
目利きした桜えびは、
丁寧に下処理を行います。
望仙は透明感の残る、新鮮な桜えびにこだわり、手ですくって指通りの良い原料のみを仕入れます。網に桜えび以外の小型の生物が混在する場合があり、それを取り除くために漁師が桜えびに触れる場合があり、そうするとドリップが出て鮮度が落ちもったりとするのだそう。こうしてはじめに鮮度を見分けます。
また、口当たりをよくするため、ひげを丁寧に手作業で取り除き、口当たりのよい食べやすい状態にします。この気の遠くなるようなひと手間が、出来上がった時のかき揚げの味わいを各段にアップさせます。
職人が均一に火が入るよう調整。レンジで温めるだけで揚げたてを再現可能
レンジで温めると衣がふやけてしまうのでは?と思われがちですが、身の小さな桜エビはしっかり水分が切れる素材なので、驚くほどカリっと揚げたてを再現できます。
望仙では、桜えびだけではなく、しらすのかき揚げも製造しています。どちらもお刺身でも食べられるほど鮮度の良い原料を使い、熟練の職人が丁寧に揚げます。かき揚げはタネを油に入れて、バラ揚げしたものをまとめるので、どこを食べてもサクサクです。出来上がったかき揚げは、独自の冷凍方法により冷凍されるため、解凍後も風味がよく、揚げたてのような食感とあじわいが楽しめます。
現社長の望月由喜男が「桜えびの魅力を最大限に伝えるにはどのような商品が良いのか?」ということを毎晩試行錯誤を重ねた末に生み出された、望仙を代表する自慢の逸品でございます。
調理方法は、解凍せずに容器のまま電子レンジで90秒温めるだけです。かき揚げのサイズは横21cm縦14cm、100gです。1〜2名様で楽しめます。天つゆや塩を添えて夕飯のおかずやお酒のお供に。蕎麦やうどんや、玉ねぎと一緒にみりんと醤油で煮て丼物にいかがでしょうか。ご飯と混ぜ合わせておにぎりにするのもおすすめです。