ウニを36%も使った、濃厚な味わい
一度食べたら病みつきにある
福島県いわき市の郷土料理
「うに味噌」
うに味噌は、ウニが豊富に取れた時代、いわきの名物「うに貝焼き」に使われたウニの余りを使ったいわき市の家庭料理でした。おのづか食品のうに味噌は、ウニを36%も使ったとても贅沢な作りになっています。ウニをそのまま食べる以上においしく味付けされ、食卓に出てくるといつも以上にご飯が進んでしまいます。
素朴なおいしさを追求する、
おのづか食品
おのづか食品の創業は昭和40年。小野塚大社長の父である、興(こう)さんが立ち上げ、この地で50年以上の歴史を持ちます。創業当時は業務用の食品加工を中心に行い、旅館やホテルの良きパートナーとしてこの地域の食に深く関わってきました。小野塚社長は日本料理店で経験を積んだ後、20代からおのづか食品の調理場に立ち、46歳で後を継ぎました。震災をきっかけに業務用から小売り用の商品作りを開始しました。昔も今も大事にしているのは「手作りであること」です。
おのづか食品の多くの作業は手作業です。機械での加工は食材に合わせた調整ができず、味を均一化するためにどうしても添加物を多く使うことになってしまいます。おのづか食品では家庭の素朴な味わいを大事にし、普通の鍋やフライパンをそのまま大きくしたような器具と、家庭でも使われるような調味料を使い丁寧に調理を行います。
ウニをたっぷり36%も使った、豪華なうに味噌
うに味噌は、ウニと卵を合わせて味噌とみりん、砂糖、酒で味付けをしたとてもシンプルな料理です。だからこそ、素材と調味料のバランスによって味は大きく変わります。ウニは大変おいしい食材ですが好き嫌いも分かれるもの。おのづか食品のうに味噌には贅沢にウニを36%も使っていますが、濃厚なウニの味わいはそのままに、磯の良い香りを引き立て、甘みを加えてとても食べやすくなっています。お子様でも楽しめる味です。
おのづか食品では「田舎のごちそう」というシリーズで素朴なご馳走を商品化しています。この商品もその1つ。小野塚社長がウニを使った商品を考えた時に、母親の作るうに味噌がまっさきに頭に浮かんだそうです。「ウニは高級なので食卓に上ることはめったにありませんが、うに味噌を作ってもらえたときは子ども心にうれしかったことを覚えていますね」と小野塚さんは振り返ります。
このうに味噌を例えるなら、子どもの頃の食卓に出てきた「特別なごちそう」です。カロリーなと気にせず、ご飯を何杯もお替りしてしまうあの味です。いわき市の家庭のごちそうを是非お楽しみください。