2024年度
日本大学生物資源科学部小谷ゼミ
特設サイト

小谷ゼミナールが地域の魅力をお届け！
〜各地の隠れた名産品を発掘・紹介
しています〜

日本大学生物資源科学部小谷ゼミでは、産学官連携を基本とした「ヒト・モノ・コトづくり」を通じ、地域や産業の持続可能な発展に貢献する活動に取り組んでいます。
その一環として、都内のマルシェ等での販促活動を行っていましたが、新型コロナウイルスの影響により制約が生じました。それでも産地や関係者の方々と繋がっていたい、作り手の想いを届けたいとの思いから、ゼミのOGが勤務する企業が運営する豊洲市場.com内に江戸前ちば海苔チームの特設サイトを制作しました。この度、江戸前ちば海苔だけでなく、ゼミ活動で関わりがあったり、学生が開発した商品を紹介・販売する小谷ゼミの特設サイトとしてリニューアルすることになりました。

私たちは「江戸前ちば海苔」の認知度向上や消費拡大のために学生なりに価値を見出しその魅力を一般消費者に発信しています。具体的には、マルシェ等に参加し自分たちの言葉で作り手の想いやバックストーリーを漁師さんに代わってお客様に届けています。

さらに、マルシェでアンケートを行い消費者の声を聞き、それを踏まえた商品開発やプロモーションを行っています。東京湾の伝統産業である江戸前ちば海苔の維持・活性化に貢献していきます。

江戸前ちば海苔は味と香り、口溶けの良さが魅力です。特徴的な商品は、ORAGANORI。こちらは漁師さんがその年に採れた「これぞ我が家の海苔」と自信を持って提供できる海苔を毎年販売しています。また上質な青海苔を含んだ青混ぜ海苔も人気商品の一つで、美味さの中に微かなほろ苦さが混じる特別な一品となっています。そんなこだわりが詰まった江戸前ちば海苔ですが、近年、地球温暖化や気象変動等の影響や海苔漁師の減少が問題視されております。全国でシェア率２%の希少なちば海苔を是非ご堪能ください。

小田原地域食堂プロジェクトは、小田原市のきんじろう南町地域食堂で多世代・多文化交流の場づくりや関係人口創出による持続可能な地域コミュニティづくりへの貢献を目的として活動しています。具体的な活動内容としては、月一回程度地域食堂に参加して、運営支援や地域食堂での食育・食文化をテーマにしたイベントの企画、地域住民向けに実施する夏祭りを始めとした周知イベントの運営支援などを行っています。

小田原地域食堂プロジェクトでは、江戸前ちば海苔プロジェクトの商品の販促活動を行っています。地域食堂開催時や、報徳二宮神社境内の「杜のひろば」をお借りして江戸前ちば海苔を販売し、認知度向上や消費拡大を目指しています。活動している地域食堂は、小田原市の箱根口ガレージで実施している「きんじろう南町地域食堂」で、地域の三世代交流を促進するコミュニティの場としてオープンしました。現在では、地元企業・団体などと共に伝統や知識を伝承する学びの場をつくっています。

「Patisserie HINNAは、地域の観光活性化と地域コミュニティ形成を目的として開業した「箱根口ガレージ報徳広場」内にあるスイーツショップです。
海と山に囲まれた自然豊かな小田原の地で育った柑橘類や北海道をはじめとした全国各地の旬の食材を使用し、作り方や見た目にもこだわりぬいたスイーツを提供しています。本サイトでは、さっぱりとした甘さとレモンの芳醇な香りが楽しめる片浦レモンのウィークエンドとしっとりとした舌ざわりの生地にレーズンやくるみがゴロゴロ入っており、食べ応えが抜群なプレミアムフルーツケーキの2種をご紹介しております。

2023年に発足したやんばるSPICEプロジェクトは、沖縄県名護市やんばる地域で長年スパイスづくりに注力されている株式会社クックソニア（代表 芳野幸雄さん）の熱い想いに触れ、学生のアイディアと行動力で多くの人を巻き込みながら、やんばる産スパイスを資源とした「モノ・コトづくり」「関係人口づくり」「新たな食文化づくり」を目標に活動に取り組んでいます。
その中でターゲットをZ世代に絞り、スパイスに対する認知度や消費購買行動、国内の生産状況や流通などの調査を行い、SNSでの発信やモノ・コトづくりを行っています。

2024年9月14日、沖縄県名護市で大学生限定のスパイスワークショップを開催しました。 スパイス農家の芳野さんの畑を見学し、国産スパイスの魅力を学んだあとスパイスカレー作りを通じてその活用法を体感しました。
さらに「スパイスを通じた若者と地域の繋がり」をテーマに、参加者とのディスカッションを行い、地域と若者を結びつける貴重な時間となりました。
今後も国産スパイスの普及に向けて精一杯プロジェクト活動に取り組んで参ります。