日本大学生物資源科学部・小谷ゼミ×豊洲市場ドットコム
学生セレクト!
こだわりのお米3種と
江戸前ちば海苔のセット
日本大学生物資源科学部小谷幸司ゼミナールでは、産学官連携を基本とした「ヒト・モノ・コトづくり」を通じ、地域や産業の持続可能な発展に貢献する活動に取り組んでいます。活動の一環として青山ファーマーズマーケット等のマルシェで販売促進活動も行っています。
今回ご紹介する米農家3軒とは青山ファーマーズマーケットで出会いました。それぞれの農家のお米の特徴や生産に対する想いを紹介すると共に、小谷幸司ゼミナール江戸前ちば海苔プロジェクトチームのメンバーがそれぞれのお米に合う江戸前ちば海苔をセレクトし、セットで販売しています。セットは3種類作りましたので、それぞれを是非お楽しみください。
在来品種のお米「亀の尾」と
厚みのある贅沢海苔「KONAYAMARU」
静岡県 あぐり佐野「亀の尾」と江戸前ちば海苔「KONAYAMARU」のセットです。
「亀の尾」は現在日本に存在する米品種の中でも、一番古い部類のお米の一つで、コシヒカリやササニシキなど有名ブランド品種のルーツになったお米です。原種である亀の尾は、日本人の体にとても合い、消化に負担をかけにくいだけでなく、血糖値が急上昇しにくく、アレルギーが出にくいなどの特徴があります。味も他の在来品種に比べ甘みともっちりとした柔らかさがあるため、食べやすく在来品種の中でも人気のお米です。
江戸前ちば海苔 「KONAYAMARU」は、しっかりとした厚みとパリッとした食感が特徴の海苔です。また、漁師のこだわりで海苔の生育環境に十分配慮して育てた海苔は、一口食べるだけで海苔の深い味わいが楽しめます。
新潟の新品種「こしいぶき」と
青混ぜ海苔の「HAYATAKAMARU」
新潟県 スピンアテイルの「こしいぶき」と江戸前ちば海苔「HAYATAKAMARU」のセットです。
「こしいぶき」は、新潟で主流に栽培されているお米で、スッキリとした甘さと粘り気が少ないのが特徴のお米です。粘り気が少ないことでお米一粒一粒をしっかりと感じられます。そのため、冷めても硬くならずお米の甘さより引き立ちます。
江戸前ちば海苔「HAYATAKAMARU」は、一般的な海苔には入っていない、青のりが混ざっている青混ぜ海苔です。そのため、磯の香りがしっかりと感じられ、青のり特有の苦みを楽しむことができます。また、塩分を少し濃いめにして製造しているため塩味を強く感じられる海苔です。
安心安全な無農薬米「ゆめぴりか」と
噛めば噛むほど味わい深い「MATSUSITAMARU」
北海道 はなうた農園の「ゆめぴりか」と江戸前ちば海苔「MATSUSITAMARU」のセットです。
「ゆめぴりか」は、粘り気が強く、モチモチの食感と甘みが強いのが特徴のお米です。粒の中の水分含有量が多いため、冷めても味が落ちません。また、土壌の栄養をたっぷり吸収して育った機栽培農産物であるはなうた農園のお米は、安心・安全にお召し上がりいただけるお米です。
江戸前ちば海苔「MATSUSITAMARU」は、漁師さんのこだわりで海苔の厚みが薄く、甘みを感じるのが特徴の海苔です。また、噛めば噛むほど昆布のような味わいが広がりとても上品な味わいが楽しめます。他の海苔と比べしっかり味を感じられるためおかずとして食べられます。
あぐり佐野「亀の尾」×
江戸前ちば海苔「KONAYAMARU」
在来品種ならではのやさしい味わいを
お楽しみください。
亀の尾は放射線育種や薬剤育種ではない種であり、人為的交配もされていない昔ながらの品種です。毎年気候によって大きく生育が変わるため予測がしづらく栽培が難しい反面、本能で生きていることを強く感じられる品種だと佐野文菜さんは言います。
他の在来品種に比べ甘味がありお米のパサつきも少ない優しい味が特徴です。米質・食味のバランスがよく取れており、消化に優しく食後の胃もたれが起こりづらいことから健康面に気を遣っている方にもおすすめです。
粒揃いは、一般に販売されているお米と比べると自然栽培のため不安定さはありますが、自然から頂いた恵みをそのままお届けしています。
身体にも環境にも負担をかけない
お米作りを心掛けています。
佐野さんは自分たちのお米を通して「皆様の健康の下支えになりたい」と想いながら栽培しています。文菜さんは前職で看護師として活躍しており、体の仕組みや健康に関心が強く土壌と人の体には近しいものがあると常に感じていました。
健康のために薬を使用するのも一つの手段ですが、そうではなく人間や自然が本来持っている力(自然治癒力)を生かす方法が一番自然の理にかなっている生き方ではないかと考えます。そのため、お米の品種も品種改良をし過ぎていないものを使用し、体にも環境にも負担をかけないお米作りを心掛けています。
また、除草等は手作業で行うことで草や虫などの生物の多様性を守り自然との共生も大切にしています。自然な方法で栽培した自分たちのお米を食べて健康あっての人生を、より豊かに過ごして欲しいと佐野様は言います。こうして日々自然の営みに感謝しながら「日本在来」、「昔ながらの米」、「体への優しさ」を掲げ活動しています。
亀の尾は海苔の甘みを
引き立てるお米です。
KONAYAMARU(こなや丸)は千葉県金田漁港の海苔漁師、齋藤正臣さんが丹精込めて作った江戸前ちば海苔です。こなや丸は必要最低限の芽数で海の栄養を取り入れ、海苔の葉に十分な日光を当て、光合成を促進させながら育てています。厚みがありつつもパリッとした食感と深みのある味わいが生み出されます。
亀の尾は優しい甘味とあっさりとした後味が楽しめるお米です。また、一粒一粒がしっかりしていて適度な粘りがあるのも特徴です。お米の源流ともいえる亀の尾は、日本のお米本来の食味を楽しむことができます。今回のセットでは、こなや丸と一緒に食べることで、一味違った贅沢な味わいを楽しめます。
スピンアテイルの「こしいぶき」×
江戸前ちば海苔「HAYATAKAMARU」
冷めても美味しい!お弁当の時間が
楽しくなるお米です。
新潟県民に愛されるこしいぶきの名前の由来は、越後(こし)の新しい息吹(いぶき)という意味で、新鮮で活力に満ちるイメージが込められており、県民投票の結果をもとに命名されました。他のお米よりも早く収穫できる早生品種であり、異常気象に強く、高温や冷害時にも安定した品質・収量を確保できるのが特徴です。
こしいぶきは、粒ひとつひとつがしっかりとしていて粘り気が少なく、冷めても甘さが際立ちます。そのためどんな料理にも合わせやすく、料理の味を邪魔しません。お弁当や塩むすび、丼ものにするのがおすすめの食べ方です。
小清水集落をいつまでも
笑顔あふれる場所に。
そんな想いを背負ったお米です。
"小清水集落を100年後まで残したい"集落を走り回る子どもたち、ニコニコ笑顔のおじいちゃんとおばあちゃん。100年後の小清水集落でもそんな景色が続きますように。という思いを胸においしいお米の生産を続けています。
SPIN A TALE(NEW DAWN FARMERS)は生活用水が入らない山からの沢水を使ってお米を生産しています。安心安全のお米を育てるため矢島さんは日々近くの山や水路を集落の人と協力しながら整備を行っています。
SPIN A TALEのお米作りの先には小清水の豊かな自然や伝統文化が存続していくことを信じ、今日も小清水の自然とともにお米作りに励んでいます。
シンプルだけど贅沢。
塩味と香りの引き立つ海苔と
さっぱりとしたこしいぶき
HAYATAKAMARU(隼高丸)は、千葉県金田の海苔漁師、齊藤隼人さんが独自のこだわりで作る江戸前ちば海苔です。塩分を通常より濃くして製造することで、他とは違う塩味や苦味を味わえる海苔です。また、苦めの青海苔も含むことで大人な味わいに仕上がっております。
こしいぶきは、新潟県内でしか生産されていないお米であり、粒が小さくすっきりとしたフレッシュな甘さが特徴です。生産者の矢島さん曰く、冷めたほうが甘さを感じやすく、シンプルにおむすびとして食べていただくのがおすすめです。
はやたか丸独自の塩味と、こしいぶきの甘さを是非ご堪能ください。
はなうた農園の「ゆめぴりか」と
江戸前ちば海苔「MATSUSITAMARU」
北海道のブランド米 とにかく甘い!
おかずいらずなお米です
はなうた農園で1番人気の品種であるゆめぴりかは甘味が強くしっかりとした粘りがあり、もちもちとした食感が特徴のお米です。飲み込んだ後でも喉の奥からふわりと甘みが戻ってくるほどとも言われています。
また、50年以上農薬を一切使用していない土地で栽培されたはなうた農園のゆめぴりかは、通常よりもより甘味を感じられると齋藤様は言います。お米本来の旨みを安心安全に食べられるのもはなうた農園で育てたゆめぴりかの特徴の一つです。
自然の力でお米の良さを
最大限に引き出しています。
齋藤圭太さんは「みんなが笑顔で、健康で楽しい人生を送れますように」をモットーにお米の栽培を行なっています。50年以上栽培の全工程において農薬・化学肥料を一切使用せず、安全性の高いお米をお客様に提供し続けています。除草剤を使用する代わりに、あえて田んぼの周りに雑草を生やし虫の行き場をつくるなど自然との共生も大切にしています。
また、11年連続で水質日本一に輝いた支笏湖を源とする千蔵川から引いた水を田んぼに使用しています。水質の良い水を使用することでよりお米に水が浸透し、甘味が増すと齋藤さんは言います。
甘みの際立つゆめぴりかを
松下丸の香りで優しくまとめます。
MATSUSITAMARU(松下丸)は、千葉県新富津の海苔漁師、松下真也さんが心を込めてお届けする江戸前ちば海苔です。ORAGANORIの茶色を担う松下丸は、特に江戸前ちば海苔の特徴の1つである"味"がとても良く、1口味わえば海苔の甘みとコクがガツンと広がります。
また、厚みが薄く歯切れが良いためパリッと感も楽しめる海苔です。もっちりとして柔らかく、甘みの強いゆめぴりかと海苔の味が濃い松下丸はこれだけで食事を楽しめるほど相性抜群です。どうぞ一緒にご堪能ください。
お届け日の指定が可能です
あぐり佐野 米「亀の尾」3合、江戸前ちば海苔「ORAGANORI KONAYAMARU」10枚 ※常温
3,000円(税込)
- 販売中 在庫数 4
- 食文化 船橋出荷店(常...
お届け日の指定が可能です
スピンアテイル 米「こしいぶき」3合、江戸前ちば海苔「ORAGANORI HAYATAKAMARU」10枚 ※常温
2,000円(税込)
- 販売中 在庫数 3
- 食文化 船橋出荷店(常...
お届け日の指定が可能です
はなうた農園 米「ゆめぴりか」3合、江戸前ちば海苔「ORAGANORI MATSUSHITAMARU」10枚 ※常温
2,100円(税込)
- 売り切れ
- 食文化 船橋出荷店(常...