福岡かねはの
無着色 博多辛子明太子
福岡県の「かねは」の無着色明太子です。
原料の卵は独自の目利きにより高品質な真子を仕入れ、無着色にこだわり「卵の自然な色合いを大切にする」ために原料の鮮度に徹底的にこだわった無着色明太子です。
辛子明太子の水産物専門商社として「鮮鼓堂」というブランド名で、関東や関西地方の百貨店や量販店で販売しています。
無着色だからこそ原料をより厳選します。
原料に使われるスケトウダラの卵は工場に冷凍で運ばれたのち、専用の解凍機でひと晩かけてゆっくり解凍します。この時温度管理を徹底的に行い、急激な温度変化などにより鮮度が落ちないように注意を払います。
また、原料選別にも十分な手間をかけて行います。無着色で製造するからこそ、鮮度に加えて原料の色目がいいものだけを製造していきます。
こだわりの調味液でじっくり熟成します。
長崎県の海水から作った塩とメキシコ産の天日塩を独自の配合でブレンドし、ひと晩塩漬けにして、その後さらにもうひと晩熟成工程を経て味を円やかにします。鰹だしをきかせた特製の調味液に漬け込むと、72時間の漬け込み熟成を行います。
原料は完熟卵の真子を使用しています。
原料のスケトウダラの卵の中でも、特に明太子の製造に適している完熟卵の「真子」を使用しています。真子は成熟過程の内で贈答用などに使われる卵質です。
高品質なスケトウダラの卵を使用しているため粒感が違います。
品質の良い真子を原料に使うことで、明太子の粒感がよくぷちぷちとした食感を味わうことができます。これは新鮮な原料の証です
1袋に2~3本入っています。
小分けタイプなので解凍後に一気に食べきる必要もありません。2〜3本の小分けパックの食べきりサイズで、冷凍庫での保存にも便利です。
文:食文化 田中利佳