オランダ王室御用達
『クラウン マッチェス ヘリング』

トロのように上質なニシンの塩漬け
ニシンといえば、日本では塩焼きや干物にして食されますが、ヨーロッパでは新鮮なまま塩漬けにするのが一般的です。
特にニシンが国民食のひとつであるオランダでは、例年6月の「ニシンの解禁」といえば、老若男女あらゆる国民が熱狂的に待ちわびる食の一大行事。
なぜなら、この時期に獲れる産卵直前の初ものニシンは「マッチェス(小さなバージン)」と呼ばれ、厳しい北海の冬を耐え抜き、春から猛烈にプランクトンを食べて産卵に備えるため、脂がに全身にのって最も美味だからです。

国を動かす富の証でもあったニシン
北部ヨーロッパに広がる「北海」沿岸の国家にとって、「ニシン」は貴重なたんぱく源であり、富の源でもありました。
春の訪れとともに大群をなして訪れる「ニシン」は大量の漁獲ができ、しかも生で食べても煮ても焼いても美味で、特にその保存性の高さから各国がその利権をめぐって対立した歴史があります。
ニシンの回遊ルートをオランダが抑えると、首都アムステルダムにニシン取引所が設置しその利権を一手に握ることになります。
ニシンの取引を基に運送業・保険業・金融業と、様々なビジネスが誕生し、生み出された巨万の富により当時のオランダは繁栄を極めたのです。

国王陛下も召し上がる唯一無二のブランド
オランダの重要な産品である「ニシン」
中でもこの「プレミアム クラウン
マッチェス」は、特に厳選したこの「マッチェス」を、オランダでニシン加工会社として唯一の王室認定を受けるY.デン・ダルク&ゾーネン社が伝統手法で塩漬けにした王室献上品です。
デン・ダルク社では昔ながらの樽を用い、140年も続く同社の職人技で塩加減と漬け時間を調節して漬け込んでいます。
表面は燻製で香ばしく、中は生に近い食感が楽しめるので、そのままフィンガーフードに。香味野菜とともにサラダやマリネもお薦めです。
表面をさらに炙ったり、火を通すことにより異なる風味も楽しめます。お酒のお供に、またパスタの具材等にもどうぞ。