柑橘界のサラブレット
大人気の『せとか』

甘くてジューシー!!
当店の柑橘の中でも1位、2位を争う程人気の「せとか」。
最大の特徴は内皮(じょうのう膜)やつぶつぶ(砂じょう)がとても薄く柔らかいため、とろりととろける食感のように感じる点です。
さらに酸味が弱く、甘味が強いことから「ゼリーのよう」、さらには「大トロ」とも表現されるほどです。
美味しさの秘密は
親品種にあります

せとかは長崎の果樹試験場で誕生し、2001年10月に品種登録された品種です。
「清見」と「アンコール」をかけ合わせ、更に「マーコット」を交配して育てられました。
清見の肉質の柔らかさと果汁の多さ、アンコールの糖度が高くてやさしい酸味があり濃厚な味わい、そしてマーコットの内皮の薄さとそれぞれのいいとこどりをしています。
タンゴールと呼ばれるみかんとオレンジの交雑種の中では大玉で、なめらかで美しい見た目ということもあり、贈答用にも人気があります。
「せとか」の由来は育成地(長崎県口之津町)から望む地名早崎“瀬戸”と瀬戸内地方での栽培が期待されること、とこの品種のもつ良“香”にちなんでつけられました。
「生産量は年々増えています

その美味しさから日本各地で栽培を行っています。
柑橘全体では生産者の高齢化や自然災害の被害等から収穫量が減る中、せとかは増加している品種です。
ハウスでの加温栽培や少加温栽培、そして露地栽培されたものがあります。ハウス物の早いものは12月中旬頃には収穫が始まりますが、流通量が少なくお値段はお高めです。露地物が2月頃に収穫が始まり、3月まで出回ります。豊洲市場ドットコムがおすすめする食べ頃は2月から3月です。
※出典:平成30年産特産果樹生産動態等調査
美味しいせとかの見分け方

表面の皮がなめらかで張りが有り、全体に着色が良く、きれいな少し濃い位のオレンジ色の物を選んでください。
また、持った時に重みを感じて、表皮の柔らかいものがおすすめです。
また、「せとか」は、収穫後に「予措(ヨソ)」といって、一定期間を一旦倉庫に入れて保管して多少追熟を掛けてから(酸味が適度に抜けて行きます)選果選別を行います。
もし届いたせとかが酸っぱかったら少し置いていただくと酸が抜けます。置きすぎるとボケた味になるのでお気をつけください。
外皮も薄く乾燥しやすいため、ポリ袋にいれるのがよいです。
スマイルカットがおすすめです

外皮が薄いので手でも剥くことができますが、内皮も薄いので力を入れすぎると果汁が滴ってしまいます。
お勧めは写真のようなスマイルカットです。
かぶり付くと外皮がすっと剥けるのでとても食べやすいです。
文:食文化 大村花恵
3/31〜4/5出荷○ 『ご自宅用せとか』愛媛県 中島産 バラ詰め(キズ・スレあり) 約5kg サイズ混合 簡易箱 風袋込み※常温【愛媛フェア】
3,980円(税込)
- 販売中 在庫数 196
- 豊洲市場ドットコム