貴重な生ライチのお届け
台湾ライチ『玉荷包』

国内では入手が困難な
『生ライチ』
硬い殻の中には、甘い味わいと花のような香りの果汁があふれ柔らかでつややかな、透明感のある果肉が詰まっています。
鮮度が大切なライチは、生のまま海を越えて日本に入ることはほとんどありません。
流通するもののほとんどが冷凍品です。国によっては日持ちがしやすいように改良されたものもありますが、本来のライチの魅力という観点からは少し見劣りしてしまいます。
沖縄や宮崎など国産生ライチも栽培されていますが、まだまだ数が少なく非常に高級なものです。
みずみずしく柔らかな「生」のライチを堪能するのであれば、台湾産の『玉荷包(ぎょっかほう)』がおすすめです。
非常に短い期間、
日本に入荷する『玉荷包』

玉荷包は航空便で台湾から入荷します。
品質の安全面には非常に厳しい基準があり、日本の植防官が畑を指定し、収穫期になれば残留農薬の検査を行い合格した物だけが温度処理を受け、害虫などのリスクを下げます。
その後冷やしこんで品質をキープした状態で日本に入荷します。
とても手間暇がかかる生ライチが日本に入ってくる期間は旬の中でもほんの一瞬、1年で2週間程度です。
この貴重な入荷で、冷凍品や他品種では味わえない柔らかで香り高い生ライチ『玉荷包』をお楽しみください。
果実の美しさにも
ご注目ください。

紀元前からアジア南部で
栽培されてきたライチ。
その希少性と宝石のような見た目から、古来中国では皇帝への献上品として扱われてきました。
とくに有名なのが玄宗皇帝とその妻楊貴妃のエピソード。
鮮度が重要なライチのために産地から都長安まで早馬で運ばせたというエピソードも残っています。
日本でも生で楽しめる台湾の『玉荷包』は本当に貴重な存在です。
たくさんの手間暇のかかった
日本向けの生ライチ

台湾ライチは2〜3月に開花し、実を付けてから約60日樹上で熟成させます。日本向けは約80%の熟度で収穫します。

ライチの大きさによって仕分けを行います。今回のものは直径32〜35mm食べ応えのある大粒をえり抜きます。日本基準の残留農薬検査も行います。

日本向けに46.2度の飽和水蒸気で20分間蒸熱処理を行います。薬品を使用せずできるだけ果実に変化を加えることなく鮮度がいいうちに処理を行います。

果実を全量検品し、不良果を除きます。経験豊かな人の目で厳密に行います。

検疫官による抜き取りチェックで合格した物が日本向けに出荷されます。厳しい基準をクリアすることで、生のライチの流通が可能になります。

日本に空輸で入荷したライチを即市場に入荷。当店スタッフが小分け・検品してお届けします。 青果市場だからこその鮮度をお楽しみください。 ※写真は当社でのマンゴー検品の様子
(一部写真はフォルモサ物産国際株式会社から提供されています。)
2024年の台湾ライチの作柄

2024年の台湾ライチですが、今年は豊作年の昨年と比較すると少し収穫量が少ない年となりました。
入荷予定は5月下旬〜6月上旬ですが、気候条件により期間は短くなることもあります。
輸入品・品質の良いものを入手するために、出荷日の細かな指定が難しいことをお詫びいたしますが、是非ご予約の上お待ちください。
※植物防疫法による燻蒸により外皮が黒ずむことがございます。
品質には問題ありませんので安心してお召し上がりください。
※輸送中にライチに殻に傷や割れが生じることがございます。
到着後はできるだけ早くお召し上がりください。