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業界を揺るがす高糖度梨が誕生

青梨栽培で100年以上の梨栽培の歴史を持つ鳥取県が県をあげて開発した新品種。
「筑水」と「おさ二十世紀」を掛け合わせて平成20年に誕生しました。
非常に濃厚な甘さと、あふれるほどの果汁から「新甘泉」(しんかんせん)と名付けられました。
大変記憶に残りやすい名前ですが、その美味しさも我々青果関係者を驚かせます!
鳥取で行われた糖度検査では糖度13度や15度を計測し、平均でも13.5度という驚異の数値です。

当店の糖度計でも糖度14.8度を計測。 低いものでも13.5度を下回ることはなく、目利きも驚愕の数値です。 ※平均糖度は鳥取県での試験結果に基づきます。糖度には個体差がございます。
「新甘泉」が生まれるまで、実に20年かかりました。

鳥取県 東郷選果場 場長の寺地政明さんが新品種の梨が誕生するまでの経緯を教えてくれました。
それは私たちの想像超える、長い時間がかけられたものだったんです。
「鳥取県の試験場で「筑水」と「おさ二十世紀」から生まれた4,000本の苗から、病原菌への耐性・樹の強弱を選抜して、良いものを実際に育成します。
もちろん直ぐには収穫できないから、7〜8年をかけて実をならせて、そこからさらに、味で選び抜いて誕生したのが「新甘泉」です。
全部合わせたらもう20年。待望の新品種なんですよ。」
まるでわが子を見るような、寺地さんの笑顔がとても印象的でした。

「新甘泉」にはとても期待している、と語るのは鳥取県東郷管内で新甘泉を作る『音田和彦さん』 「大玉で病気にも強く、とても作りやすいです。通常は2回行う袋掛けも1回で良く、さらに味も抜群に良いためこれから生産を拡大したいと思っています。」

生まれたばかりの新品種。そのため音田さんは研究を欠かしません。 光や風通しが違う複数の袋を使い、新甘泉に最も適した栽培方法を日々模索しています。 すべては美味しい梨を作るため県と生産者が一丸となって取り組んでいます
