スイートスプリング | 通販 お取り寄せ
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温州みかんとハッサクを交配して誕生したのがスイートスプリング。
この柑橘の食べ頃は2回あって、11月下旬から12月にかけて皮が緑色の状態で1回目の食べ頃を迎え、そのまま樹上で完熟させた2月頃に2度目のおいしい時期が訪れます。
青い時期は見た目からは酸っぱそうな味を連想しますが、爽やかな甘みとやわらかな酸味でスッキリした味わいです。
オレンジになると、みかんを凝縮したような濃厚な甘さに驚きます。
そして、八朔(はっさく)由来のプチプチと弾ける粒感の心地よさもいい!
熊本県津奈木町の吉野芳美さん
常識破りの「無肥料栽培」により、
甘みを引き出す!
熊本県津奈木町の吉野さんは植物ホルモンの力を最大に活用して、常識では考えられない「無肥料栽培」で誰よりも甘いスイートスプリングを育てています。
無肥料で栽培するために、「切り上げ剪定」という剪定方法を用います。
木には横に伸びる枝と上に伸びる枝があります。一般的には作業性を考えて上に伸びる枝は切ってしまうのですが、この方法では上に上に伸ばしていきます。当然、作業性は悪くなりますが、上に伸びる枝を残すことで植物ホルモンが上手に働き木の生命力が引き出されます。
その結果、肥料を使用しなくても甘くおいしい果実が育つという事です。凄い。
12月のスイートスプリングは爽やかな味わい
外皮が厚く手では皮を剥きにくいため、食べ方はスマイルカットして内皮ごとオレンジ色に輝く果肉を召し上がってください。
グレープフルーツや甘夏などの爽やかな柑橘が好きな方には間違いなく好きな味です。
生産者が少なく滅多に手に入らないため、スイートスプリングの魅力を多くの方に体験していただきたいです。
2月の木成り完熟品は濃厚な甘さ
吉野さんが雪などのリスクを負いながら、2月まで樹上で栽培しているのは本来の木成り完熟の美味しさに惚れ込んでいるからです。
爽やかな酸味がほぼ完全に抜けて、みかんを凝縮したような濃厚な甘さに驚きます。
いくつかの柑橘を同時に食べ比べたのですが、吉野さんのスイートスプリングを食べた後だと、ほかの柑橘のわずかな酸味でさえいつもより酸っぱく感じるほどです。
2月のスイートスプリングは希少品。
ぜひ、一度召し上がっていただきたいです。
文・植竹伸行