全国に伝えたい 熊本限定の美味
超大玉高糖度メロン
肥後グリーン
肥後グリーンは熊本限定の希少なメロン
地元熊本で絶大な人気を誇り、ほとんど県外に出ない希少な品。それが熊本県限定メロン「肥後グリーン」です。
特に関東圏で店頭に並ぶことはほとんどありません。
大玉で立派なメロンで、ご覧のとおりとても肉厚。 ヒスイ色と形容されるほど鮮やかな色合いで、食べ応えがあり満足感が違います。
果肉はしっかりとしていて、しゃきっとした食感が魅力。絶妙な食感で果汁が溢れ、皮のギリギリまで美味しく食べられます。 はっきりとした甘みと上品な後味で、たいへん美味なメロンです。
難易度の高い「大玉&高糖度」を
長期栽培により実現
蜂による受粉がうまくいくと、
メロンの赤ちゃんが誕生
果肉の成長に皮が追いつかず
割れ目が生じます
それを繰り返すうちに
だんだんと網目模様に・・・
長期栽培により甘さがのってから
収穫します。
肥後グリーンの収穫は「開花から65日前後」、一般的なメロンが「開花から55日前後」ですので、
実に10日間も長くじっくりと美味しさを高めます。
さらにその栽培は1蔓(つる)に1玉が基本。
これは高級なマスクメロンなどと同じような作り方で、生産量は減りますが、栄養効率が高まり美味しさに圧倒的な違いが出ます。
収穫期を迎えたメロンは、営農指導員により厳格に糖度を測定されます。
十分に甘さがのっていることを確かめるため、畑で試し切りをして、糖度16度を目安に、その畑から収穫をスタートさせます。
ちなみに、16度という糖度はメロンとしては極めて高い値です。
この値が出れば、同じ日に植えたメロンは、どれを切っても甘いという、一種の目安になります。
特に大玉種を高糖度に作ることは難しく、「肥後グリーン」のポテンシャルには驚かされます。
肥後グリーンを栽培する
八代市の生産者の方を訪ねました
美味しさのポイントはさらに、
熊本の独特の地の利にある。
太江田さんの畑は、江戸後期の文政年間の干拓地にあります。
太江田さんいわく、美味しさのポイントは、熊本の独特の地の利にあるとのこと。
その畑は、海抜ほぼ0メートルの高さにあって、潮の満ち引きにより地下水に海水のミネラルが入り込みます。
八代の名産“塩トマト”もこの地下水により、ミネラルによってコクや深みが生まれ、同じように、メロンも濃厚に、コクを増すというのです。
長期栽培に加えて、この地の利が肥後グリーンの緻密で濃厚な美味しさを生み出しています。
こんメロン、たいぎゃうまかばい
肥後グリーンの栽培が始まったのは平成元年
実に30年の歴史あるメロンですが、これまでほとんど関東には出荷されていませんでした。
折しも赤肉メロンが珍重された時代で、各産地が競うように赤肉メロンを作っている中
「これが一番美味しい」と、熊本県はわが道を進んだのです。
長年取り組んできたこだわりの美味しさは、県内では誰もが知る人気のメロンなのです。
「こんメロン、たいぎゃうまかばい!(このメロンとっても美味しいよ!)」
全国の皆様に伝えたい《熊本限定の美味》。どうぞお楽しみ下さい。