横浜でとれた規格外の甘い
フルーツミニトマトを使って
神奈川県横浜市の
こどもたちが商品開発しました!
ヨコハマ
CRAFTOMATO
私たちが商品開発をしました!
横浜ジュニアビレッジの
こどもたちです。
横浜市内の生産者が育てた規格外の甘いフルーツミニトマトで商品開発をしました。
横浜ジュニアビレッジでは地域性に特化した「地産地消ビジネス」を生み出し、こどもたちと地域が連携して横浜の魅力を発信することを目的に活動しています。
横浜市内で地産地消を推進する飲食店と連携し、レシピ開発などにも挑戦しつつ、横浜の地産地消を盛り上げる取り組みをしています。
「370万人都市横浜から
地産地消を推奨し、
日本の農業を元気にしよう!」
が活動目的
こどもたちの活動にはひとつひとつ目的があり、活動目的の根本でもある横浜市の地産地消と農業への関わりをもとに考えられています。
商品名とパッケージデザインを決めるにあたり、商品コンセプトは模造紙いっぱいのアイディアを考え、味や作り方、作った目的、お客様に喜んでもらえる内容は?等
思いや伝わりやすい内容をまとめるのに、4日間もの活動日数を要しました。
横浜市で生産されている
フルーツミニトマトを
1年で270キロの
フードロス削減へ
横浜市内の農家で生産されている甘いフルーツミニトマトの中でも、規格外ではじかれて売り先がないものや青トマトを買い取り、トマトソースにすることに決めました。現在、1年に2度の製造を行っており、年間270キロものフードロスに繋げる活動内容です。
商品名も試行錯誤を重ねました
こどもたちで商品コンセプトを決め、いよいよ大切な商品名を考える段階でもこどもたちは試行錯誤を重ねます。横浜のフードロス削減の取組みも反映させたいために「横浜」は入れたいが、「ヨコハマ」とカタカナの方が地元流だね など、ひとつの言葉にもこどもたちの思いと共に、お客様への伝わりやすさなど、別の視点も忘れずに盛り込んでいきます。
そうして完成した商品名は、「ヨコハマCRAFTOMATO」です。
想像以上のコク深さに
仕上がりました
味の特徴は「はじめ甘くてあと味ピリッ」
万能な味に仕上がるように試作は3度繰り返しました。
フルーツトマトの甘さを楽しみながらもスパイシーさを加えて味に変化を持たせる工夫を加えて様々な料理にも使える味であることにこだわりました。
想像以上のコクの深さでお料理を引き立てるトマトソースです。
おすすめレシピは
シンプルにパスタと絡めて
味の特徴は「はじめ甘くてあと味ピリッ」
万能な味に仕上がるように試作は3度繰り返しました。
フルーツトマトの甘さを楽しみながらもスパイシーさを加えて味に変化を持たせる工夫を加えて様々な料理にも使える味であることにこだわりました。
想像以上のコクの深さでお料理を引き立てるトマトソースです。
販売会も実施しています。
学校が休日の日を利用して販売会の活動もこどもたちで行っています。もちろん、POPなども手作りで、大きな声で商品の魅力をお客様に伝えながら、PR活動も行っています。
農業×教育×地域
農業を通じて
自然・社会とつながり、
自分らしく生きる力を育む
「アグリアーツ」で
次世代を育成する
グローカルデザインスクール
の取り組み
グローカルデザインスクールは、小中学生たちが主役の疑似会社「ジュニアビレッジ」を企画運営しています。ジュニアビレッジの活動でこどもたちは、地域資源を微生物の力で発酵させて完熟堆肥をつくる土づくりから始め、遊休地を使って農作物を栽培し、地域の農業生産者と協力して特産品開発に挑戦。地域課題を農業ビジネスで解決する活動を教育も交えながら取り組んでおり、こどもたちと地域が連携して地元の魅力も発信しています。
活動拠点は、神奈川県の横浜市や横須賀市をはじめ、静岡県の浜松市・菊川市、大阪府和泉市など全国に展開を広げています。
商品の売上の一部は教育事業に再投資され、子ども達の会社経営の運転資金に充当されます。グローカルデザインスクールは商品の売上を教育事業に再投資する循環型の地域次世代育成エコシステムを構築し、ローカルで活動しながら、グローバルに活躍できる人財育成に取り組んでいます。
文・食文化 田中利佳