究極の味を追求した職人の逸品
橋爪流栽培、長期・樹上熟成品
俊菓デコ
樹上で熟成させた果実には
数字に表せられない
美味しさがある
一般的にデコポンの糖度基準は13度以上。
「俊菓デコ」を食べると、強い甘さだけではなく、八朔のような際立った粒感にも驚き、ついもう一房と手を伸ばしたくなる。
糖度計はの数字は実測値で高い基準の糖度ですが、その数字以上に美味しさを感じる事ができるのです。
※糖度には個体差があります。
一般的なデコポンの収穫は12〜1月。
そして一部の産地で行われている、さらに長い期間をかける熟成栽培(※産地によっては樹上完熟とも呼ぶ)でも3月収穫と言われている中、橋爪氏は遥かに長い3月末〜4月収穫。
実に、60日も長く樹上で熟成するのです。(※その年の天候により多少前後いたします)
なぜ、そこまで長く樹上に置く必要があるのかと聞くと、
『そこで収穫すると、一番おいしくなるから』
だと、嬉しそうに橋爪氏は言います。
この長い栽培期間での生産は難しく、落果のリスクや、寒波などによる害のリスクを伴うので他の生産者は好んで行う人はほとんどいません。。
さらに、樹上で果実を長く育てると、親である樹が疲れてしまい、翌年の果実が極端に少なくなってしまうことがあります。そういったことを全て克服できる技術が橋爪さんにはあります。
橋爪氏はあくまでも「その柑橘の一番おいしい状態」を目指して、こだわり続けます。
理屈は理解できるものの、
実際に行うのは大変です
園地は露地ではなくハウスです。
加温はせず、気温は外気とそれほど変わらないように設定します。普通は、ハウスですと温度が上がり、生育がよくなり収穫が早くなるのですが、あえて逆を行きます。
樹上で長期間生らすという事は、それだけ害虫や病気のリスクが増えるという事です。そのリスクを最小限にするためのハウスであり、早く育成するためではありません。
苦難は乗り越えるもの。
美味しさを探求し続けた結果、
辿り着いたハウス栽培。
糖度以外の美味しさ
=『コク』が信条
果物の美味しさというのは、糖度で表現されるのが一般的ですが、橋爪氏は「そうではない」と言います。
もちろん甘さというのは大事ですが、酸味があることで奥深さと味の締まりが生まれ美味しく感じます。
また、内皮(じょうのう)が薄いほど口当たりが良いものです。
その『総合的に考えた上での良い状態』を目指して、1年を通じで事細かに手を加え、育てていきます。
大量生産の果物は多々あります。
その中で糖度センサーで区切った上質なものが、世の中では「良い果物」とされています。
しかし、橋爪氏が目指すものは1つの評価(糖度)だけではなく、総合的に美味しいと言えるものです。
それはセンサーなどでは表す事はできませんし、そういう果物を作る事ができる生産者は非常に稀です。
そんな、世の中では
語られる事もない、
美味しさを持った
俊菓デコです。
園地は露地ではなくハウスです。
加温はせず、気温は外気とそれほど変わらないように設定します。普通は、ハウスですと温度が上がり、生育がよくなり収穫が早くなるのですが、あえて逆を行きます。
樹上で長期間生らすという事は、それだけ害虫や病気のリスクが増えるという事です。そのリスクを最小限にするためのハウスであり、早く育成するためではありません。