梨 高糖度 大玉 | 通販 お取り寄せ
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大玉で食べ応え抜群
糖度は梨の中でもトップクラス
梨の中でもトップクラスの糖度を誇る『南水梨』。幸水、豊水と同系統の赤梨に分類されます。
梨は11度程度あれば十分に甘く、糖度13度以上は文句なしの高糖度と言えます。
その中で糖度14度での選別が可能である事実が、南水梨の実力を示しています。
多くの梨品種は高糖度選果であっても13〜13.5度なので、14度は南水自体の品種のポテンシャルが高いのと、昼夜の寒暖差がある長野だからこそ出来る芸当なのです。
出荷時期は梨後半戦の9月中下旬からの出荷。樹に成っている期間が長いため玉太りし易く、大玉果で果肉も締まっている品種です。食べ応え抜群で、果汁も豊富、そして糖度も高く甘いため食味の点では文句のつけようがありません。
また、貯蔵性にも優れています。
産地では9月下旬に収穫したものを、温湿度管理が徹底された業務用冷蔵庫で保管して10〜12月、年によっては年明けまで貯蔵して出荷することが可能な場合もあります。
信州 伊那谷生まれ
本場の南水梨をお届けします
『南水梨』は「新水」と「越後」という品種を掛け合わせて生まれました。
生まれ育った南信農業試験場の「南」と親の新水から「水」を取り、平成2年に命名・登録されました。
また、全国的に栽培されている幸水、豊水などと肩を並べ全国に羽ばたく品種となってほしいとの願いも込められています。
南水は元々、親である新水の収穫時期である8月下旬〜9月上旬くらいが収穫時期と考えられていました。色が赤みがかり、十分に生育しているように見えるからです。
その時期に収穫したものも十分に美味しいレベルだったのですが、親の新水やポピュラーな赤梨 幸水と比較すると劣るという評価になっていました。
転機は試験場職員の一言
食味が“極上”の評価に
転機となったのは、「実が落ちるぎりぎりまで待ってみよう」という当時の試験場の職員の提案です。
収穫終盤の9月下旬まで樹に成らしたものを収穫し、食味の評価をしたところ、糖度が14度以上に仕上がっており、一気に風向きが変わりました。
その後は、食味と貯蔵性の良さもあって生産者から品種登録を急かす声が多く、県内の気候に適した品種かどうかなどの調査が行われ、長野県では初めて和梨として品種登録されました。
市場でも瞬く間に味の評判は広まり、果実専門店などでも置かれるようになり、幸水から豊水、そして新高へと続く、赤梨リレーのメインランナーの1つとして、立ち位置を不動のものとしています。
もし収穫時期を変更することが無く、そのままであったならば、南水梨が品種登録がされることもなく、試験品種の1つとして終わっていたでしょう。
そう考えると、業界内でも極めて評価が高い南水梨が、世の中に存在しない可能性もあったのです。
存在してよかった。本当にそう思えるほど美味しい梨ですので、沢山の方にお楽しみいただきたいです。