豊洲市場 枝豆 茶豆 特産品
日本で最も枝豆を食べているといっても過言ではない新潟県民
新潟県の 枝豆文化
新潟県は枝豆の作付面積が全国1位、
しかし、流通量は4位(H28年農林水産調べ)
これは新潟県内での消費割合が高いことを意味します。
つまり、うまい枝豆は地場で消費されているということ。
新潟と枝豆。 6月下旬〜10月中旬まで様々な銘柄が切れ目なく登場します。
青豆の「弥彦むすめ」「おつな姫」にはじまり、人気の茶豆は「新潟茶豆」「黒崎茶豆」など、時期によって栽培できる品種は異なります。最も生産量が多いのは「新潟茶豆」です。
昭和初期に、新潟県小平方地区の農家の女性が嫁ぎ先のだだちゃ豆で有名な山形県で獲れた茶豆の種を、故郷に送ったことがきかっけで、茶豆が小平方地区に根付いたとされます。
長らく、小平地区の限定品種として門外不出とされていましたが、評判に目をつけた地元黒崎農協が黒埼村の特産品として生産を奨励。当時の村長によって全国への普及が図られました。これが“黒埼茶豆”です。
その後、さらに、全県をあげて、この人気の茶豆を特産品とする政策がとられ、黒崎の茶豆の種が新潟県全域に配布され、新潟茶豆としてブランド化が推し進められました。
新潟茶豆の魅力
毛とうす皮が文字通りの茶色。これが茶豆の証。枝豆に比べ、茶豆は香り高い点が特徴の一つ、 その芳醇な香りは素晴らしく、高級料亭においても夏の逸品として扱われます。
最大の特徴 「若穫り」
実入りが8割程度の若いうちに収穫をします。茶豆は熟すと旨味成分であるアミノ酸や糖が減り、味が落ちるためです。ポーンと膨れた豆でなく、控えめなサイズですが、香りが素晴らしく、旨味が詰まっています。