すし飯とみごとに調和する、まろやかな鯖と身が締まり脂ののった鮭。ほんのりと柿の葉の香りがしみた、さわやかな風味。味わいも形もひと口サイズで上品な「柿の葉すし」は、贈り物にも最適です。山里の吉野で江戸時代に夏祭りのごちそう料理として生まれた柿の葉すし。海の幸と山の幸がつくりあげた自然なおいしさは、どなたにも喜んでいただけます。
この商品に関するご質問、お問い合わせはこちらから
店舗 | 総本家 平宗 柿の葉ずし |
---|---|
商品番号 | M003-567-3-00003 |
セット内容 | 柿の葉すし20個詰(鯖・鮭詰め合わせ) |
原材料名 | 米、柿の葉、鯖、鮭、精製塩、砂糖、米酢、調味料(アミノ酸等) |
獲得ポイント | ログインして確認 |
消費税率 | 8%軽減税率 |
賞味期限 | お届け日の翌日いっぱいにお召し上がりください。 |
---|---|
保存方法 | お寿司は、生ものですので冷蔵庫(野菜室 8℃〜12℃)で保管をお願いします。 お召し上がり1時間前に常温に戻してください。 ご飯が乾燥して固くなるので、むき出し状態で保管しないようお願いします。 |
販売情報 | 販売期間:4/19 00:00 ~ 5/4 00:00 販売終了 |
昔、山深い吉野で海の魚は、村人たちにとって貴重な食料でした。
紀州熊野灘でとれた鯖は馬の背に載せられ、熊野街道を通って丸二日かけて吉野まで運ばれてきました。その間、防腐のためにと厚くあてられた塩が、ほどよく鯖にしみわたり、生とは違った味わいがでました。
村人たちはこれを一枚一枚、大切に薄くそぎ、大和地方に豊富な柿の葉でくるむことを思いついたようです。これに重石を置き、生まれたのが柿の葉すしです。渋柿の葉にはタンニンが多く含まれ、すしの保存性を高める意味もありました。
魚も米も貴重な吉野の里で柿の葉すしは何よりのごちそうでした。江戸時代中頃から、お祭りやお祝い事に、遠来の客をもてなす料理として、また保存食としてたいへん重宝されてきました。
その柿の葉すしを初めて商品化したのが、文久元年(1861)年に創業した平宗です。それまで一般に食べられていた柿の葉すしは発酵させた馴れずしでしたが、平宗は白御飯ではなくすし飯を使い、魚も塩分を減らし酢をあてることにより、そのままでもおいしく食べられるように味を整えています。
商品化に当たり、昔の半分くらい、ちょうどひと口で食べられるくらいのサイズにしました。また、昔は鯖だけでしたが、平宗では新たに鮭の柿の葉すしを考案しました。
近年、外国産の柿の葉も輸入されていますが、平宗では色・強度・信頼性の面から国内産の柿の葉を使っています。初夏にはみずみずしい青葉、秋には鮮やかな紅葉、冬には渋い塩漬け葉と、四季それぞれの楽しみがあります。
柿の葉にはビタミンなど栄養素が多く含まれているため、柿の葉すしも葉ごと食べるものと思われている方が多いのですが、食味の上からも、取り除いて召し上がっていただくほうが、よりおいしいと思います。もちろん、柿の葉はきれいに洗浄していますので、一緒にお召し上がりいただいても何ら差し支えはありません。
また、柿の葉すしは四季折々の召し上がり方が楽しめます。夏には少し冷やすと食が進みますし、冬には蒸して温かさと柿の葉のさわやかな風味を。あるいは、葉ごと焼くと、香ばしさを楽しんでいただけます。
冷蔵庫で保管されたり、冬季に残した柿の葉すしのご飯が固くなった場合、アルミホイルに包んでオーブントースターなどで蒸し焼きにするか、焼きおにぎりのように遠火で焼いてもおいしくお召し上がりいただけます。