「等級よりも味重視」「生産〜流通は一貫して自社」という近江の岡喜本店が厳選

【GI産品】近江牛 『もも肉ブロック』 600g  ※冷凍

商品説明

近江牛は、滋賀県で丹念に肥育された和牛です。神戸牛、松阪牛に並ぶ、三大和牛のひとつで、日本最古のブランド和牛と言われています。

■近江牛もも肉
一般的なもも肉はごく脂肪が少ない赤身とされますが、近江牛は繊細なサシも入ることから、濃い旨味の赤身の奥から脂の甘みが楽しめるのが特長です。ローストビーフやタタキに最適です。また、塊のまま常温に戻して表面をグリルし、しっかり休めたものを厚切りで召し上がるのも、リブロースやサーロインのステーキとは別格の味わいが楽しめます。

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店舗 岡喜本店(オカキブラザーズフーズ)
商品番号 M003-666-3-00003
セット内容 近江牛もも肉600g
原材料名 滋賀県産 牛肉
獲得ポイント ログインして確認
消費税率 8%軽減税率
消費期限 出荷日より約2ヶ月
保存方法 冷凍

岡喜本店が最もこだわるのは、等級ではなく肉そのものの味です。
近江牛をはじめ、牛肉の等級を決めるのは「歩留まり等級(A〜C)」「肉質等級(1〜5)」の2つ。そのうち肉質等級を上げるためには
・脂肪交雑
・脂肪の色沢と質
・肉の色沢
・肉の締まりとキメ
といった、見た目の良さを追求しなければいけません。もちろん見た目は重要で、等級が高ければ市場価値も上がり、大きな利益が得られます。しかし、岡山さんは、長年の経験から「見た目の良さを追い求め過ぎると、脂の融点が高く、肉質も固くなってしまう」と、あくまで食べた時の美味しさを最優先しています。この近江牛のとろけるように柔らかく、口の中で広がる豊かな風味は、等級には表れない洗練された味といえます。
さらに、もう一つのこだわりが流通経路です。店頭で販売されている肉の多くが、「契約牧場⇒全農(JA)⇒食肉センター(セリ・検査)⇒問屋⇒小売店⇒お客様」の経路でお客様の元に届きます。しかし、岡喜本店はそれらを一貫して自社で行います。お客様の手元に届くまでの経費を抑えることで、市場価格よりも低価格で上質な近江牛の提供を可能にしています。
■GI産品とは
この商品は地理的表示(GI)保護制度に登録されている特産品です。風土や伝統が育んだ特色ある地域産品を国が保護している制度で、「地域ブランド」を守ります。「近江牛」は、2017年12月15日に登録されました。

お薦め調理法

本格派ローストビーフの作り方

最初のポイント
調理をする最低でも4〜5時間前には、肉の塊を冷蔵庫から出し、室温に戻しておくことが大切です。
また、塩をしてから放置するのも厳禁です。塩が肉を固くしてしまいます。
オーブンを余熱にし始めてから塩をするくらいでちょうど良いです。
塩とコショウは意外にたっぷりで大丈夫です。ムラにならないように、手で満遍なくすり込んでいきます。
フライパンにサラダ油をひき、強火で肉の表面にさっと焼き目をつけます。短時間で焼き目をつけたいので、フライパンを十分に熱し、手際よくやりましょう。
次に220度に温めたオーブンで35分間焼きます。途中で上下を1回ひっくり返すだけです。一緒に皮をむいたジャガイモを入れておけば、付け合わせも同時に出来ます。

2番目のポイント
焼けたお肉をオーブンから出し、アルミホイルで包み保温状態にします。最低でも30分は肉を寝かし、肉汁を落ち着けます。そうしないと、肉を切り分けるときに肉汁が出てしまいます。
いよいよ盛り付けです。肉の繊維に対して垂直方向に切ります。ちょうど薄切りステーキの感じになります。厚さは厚めの7~8ミリです。ホースラディシュとクレソンを添え、グレービーソースをかけ、本格派イギリス風のローストビーフの出来上がりです。
本格派はグレービーソースが付きものです
お肉の準備の前にグレービーソース(ブラウン色したローストビーフ用ソースです)の準備を忘れずにしましょう。
グレービーソースの材料
牛のひき肉(スジ肉でもOK)50g・たまねぎ中1/8個・にんじん中1/8本・セロリ1/8本・パセリの茎2〜3本・卵白1個分・ブイヨンキューブ1個・水0.9リットル・他に炒めるためのサラダ油・塩・コショウ各適宜。
まずフライパンを熱して、たっぷり目のサラダ油を入れます。牛のひき肉をフライパンに入れ、強火で手早く炒めます。牛のひき肉の水分が飛び、多少焦げ目がつきポロポロになるまで炒めます。
次に薄切りにした野菜を入れます。野菜は煮るので、あまり細かく切る必要はないです。よく混ぜながら炒め、途中で少し油を足します。野菜がしんなりするまで炒めたら、深めの鍋に炒めたものを移します。
フライパンにこびりついた牛のひき肉は、へらでこそげ落としてください。この『こびりつき』は大事なので、決して捨てないで下さい。
水をレードル1杯入れ、フライパンを強火にかけます。こびりついたひき肉からエキスを引き出します。
これを鍋の中に追加します。旨味は一滴も無駄にしない。これこそ料理の鉄則で美味しさの基になります。
旨味の素が入った鍋に0.9リットルの水を注ぎます。
そこに卵白1個分を加えます。ここがポイント!この卵白がアクを吸い、澄んだスープに仕上がります。
鍋の火をつけて、よくかき回します。この時の火は強火で大丈夫。鍋の中に絶えず注意を払いながら、沸騰直前までかき回します。だんだん卵白が固まりだしたら、均等に熱がいきわたるように、やさしくよくかき回します。
しばらくすると沸騰が近づいてきます。合図は鍋の縁のほうで卵白が盛り上り、固まる気配を見せてくる瞬間です。
沸騰寸前、もうかき回さないでください!これ以上かき回すと濁ってしまいます。
ここで火は弱火に落とします。 コトコト1時間〜2時間くらい煮込んでいきます。おおよそ半分になるまで煮詰めます。
最後にブイヨンキューブ1個を入れて溶かします。ここでもにごらせないように注意をします。
最終段階に入ります。これをこします。シノワがなければザルにペーパータオルをかぶせてもOKです。
こされたスープは見事なあめ色のソースに仕上がっています。
あめ色のスープを塩・コショウで味を調えます。味は少し濃いくらいで丁度良いです。

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