島酒を堪能!
坂下酒造の『焼酎3種飲み比べセット』です。
坂下酒造は、伊豆諸島の焼酎づくり発祥の地とされる八丈島で大正14年に創業。
前任の杜氏が亡くなり酒造りを一時中断したものの、2021年1月に再開しました。
『黒潮』は、白麹を使用し、常圧蒸留した二条大麦とさつま芋のブレンド焼酎です。
麦の香ばしさとやわらかい芋の甘みが特徴で、2020年東京国税局酒類鑑評会で優等賞を受賞しています。
予め水で割ったもの(前割り)を温めると麦の香ばしさがより感じられます。
『ジョナリー』は、樫樽貯蔵酒に「黒潮」をブレンドしています。銘柄名は、開発者の奥様の名前。樽熟成の香りと芋由来のコクが特徴です。
地元ではソーダ割で楽しむ通称「ジョナハイ」が人気の飲み方です。
『黄八丈』は、黄麹を使い常圧蒸留で仕込んだ麦焼酎です。口当たりなめらかで繊細な甘みが特徴です。
原酒の「黄八丈」を磯崎酒造から引き継ぎ製造しているため、この原酒が無くなり次第、20年古酒の「黄八丈」は一旦終了となります。
貴重な古酒の味をお楽しみください。
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賞味期限 | |
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保存方法 | 冷暗所で保存 |
■坂下酒造
大正14年(1925年)設立。創業当初、大賀郷地区と三根地区に工場があり、その一部が磯崎酒造として独立し、三根地区の工場が坂下酒造となりました。
前任の杜氏が亡くなり5年ほど酒造りを休止したものの、2021年1月より製造を再開。2011年に蔵を閉じた磯崎酒造から代表銘柄「黄八丈」の原酒を引き継いでおり、「黒潮」、「ジョナリー」に加え「黄八丈」の酒造りを復活させました。
■八丈島
東京都心の南約290kmに位置。島の周囲は52kmほど、人口は7,126人(2022年2月1日)。
八丈島は伊豆諸島の焼酎づくり発祥の地。かつて、流人の島と呼ばれ、1853年に鹿児島から流罪となった丹宗庄右エ門が、九州のさつまいもを使った酒を伝え、島民に焼酎造りを教えたのが始まりで、その技術が、三宅島、大島、青ヶ島、神津島へと広がったとされています。伊豆諸島のなかでも酒造所が多くあります。
島の特産品には、焼酎のほか、黄色、樺色、黒色の3色を基調とした絹織物「黄八丈」があり、「本場黄八丈」として経済産業省伝統的工芸品および東京都産業労働局東京の伝統工芸品に指定されています。