山梨県産 小野桃園『完熟桃』 大玉 3玉約900g×2箱 化粧箱入※常温 産地直送

山梨県 小野桃園 三代目
小野 晃良

小野桃園の二代目、父・勝秋さんより継承し持続を目指す桃農家「小野晃良さん」。
勝秋さんは関東農政局長賞などの栄誉を獲得するほどの凄腕の生産者で地域でも有名です。 大きな背中を見て育った晃良さんは、新時代を見据える農業を目指し始めました。

晃良さんは農業系の学校を卒業後、ネクタリン栽培の先駆者と言われる丹沢隆さんの元で学び小野桃園の桃農家三代目として2013年に就農しました。

桃がおいしく育つ好立地にある小野桃園

山梨市は甲府盆地のほぼ中央に位置し、北西には兜山を中心とした山並みが、南東には笛吹川があります。 標高300〜400mの圃場で火山灰土を含んだ砂壌土の地質です。 圃場は3町歩（9,000坪）ほどで、僅か2名で管理しています。 日照量が多く、平均気温は13.4度で雨も少なく昼夜の寒暖差が大きい盆地特有の気候に恵まれています。

小野桃園 自慢の
“完熟桃”

小野農園の完熟桃は食べ始めたら止めることができなくなるほど後引く美味しさです。

「完熟」の定義とは６つの基準があります。

「大きさ」 …… 品種固有の大きさまで栽培し玉の張りが良いもの
「色」 …… 果実全体に色付き、葉で隠れた部分の地肌が緑色から白っぽくなったもの
「形」 …… 形が歪ではなく、丸みを帯びた状態
「香り」 …… 桃の収穫時にほのかに香りを感じられるようになった頃
「毛」 …… 桃全体を覆う毛が寝た頃
「硬さ」 …… 果実に触れ弾力を感じられる頃

果実の生育を1玉ごとに観察していると、熟度が上がると桃の表面にはそばかすの様な白い点が現れます。
外観が悪く見えますが、果実の糖度も上がり熟度が高まった証なのです。

“完熟桃” 収穫の瞬間

桃３品種の食べ比べ

食味テストだけど、桃農家ならではの楽しみです。
収穫直後の桃は硬いのですが、甘さの状態や苦み・えぐみなどあるかを確認しています。

美味しい桃はこうして作られる

小野桃園では、極力農薬を使用しないようにしており慣行レベル半分以下に抑えています。 代々受け継がれてきた土は、多くの微生物が住みつき桃の樹と共存しています。 与えた有機質肥料が分解され、土の中の微生物の活動によって、通気性よく保水力が向上した団粒構造の良い土が保たれるのです。
健康状態が良い圃場には、クローバーの花も咲き昆虫も訪れます。

樹齢20年以上の老木。
太陽光を樹全体で浴び、地表にも日差しが差し込む、風通しの良い樹の作りになっています。
枝が横に伸びるように作られているので収穫・管理もしやすいのです。

“農業は楽しい”
10年後の未来を見据える

農業はキツイ・汚い・苦しい、格好悪い、儲からない…という様なイメージが先行し就農者が増加していません。
小野晃良さんは、このイメージを変えたいと心に誓い動き始めた若手生産者です。 古くからの勘と経験だけに頼らず、言葉にし数値化・記録を行い、農業にICTを活用し生産性を向上させようとしています。
まず、自身が手本となり自立し、それに共感する就農者を育成して、各々が習熟したらその輪を広げる。“農業は楽しい”格好良くて、儲けられる農業を目指しています。

★★★シェフも好む “完熟桃”

小野桃園の果実は、星付のフレンチレストラン L'Effervescence（レフェルヴェソンス）のシェフに好まれ使用されています。 食味の評価だけではなく、自然環境に配慮した桃の栽培に共感し、小野晃良さんの人柄にも触れて長年のお付き合いが続いています。 甘くて果汁たっぷりで美味しさが溢れ出す“完熟桃”はお腹だけではなく、心も満たされるような素晴らしい桃です。

“農業は楽しい”そんな事も伝えようとする、味わいのある桃をご家族でお召し上がりください。
きっと、会話も弾みより美味しく感じられることでしょう！