園芸作物生産振興協議会長賞を受賞
「極上のナガノパープル」を目指す伊藤秀樹さん。
ナガノパープルを究め、その極上品を作り出す生産者です。
伊藤さんの手がける樹齢10年超の樹から収穫したナガノパープルをお届けします。
ナガノパープルは、「巨峰」×「リザマート」の交配によって生まれた長野県のオリジナル品種で、大粒で種無し、皮ごと食べられます。糖度18〜21度にもなる甘さと巨峰譲りの濃厚な味わいが特徴です。
味が良いと全国的に知名度も上がり、人気の品種なのですが、雨により裂果しやすく栽培が難しいため、一旦栽培した人でも諦めてしまい、なかなか増えていかない品種でもあります。だからこそ大事に栽培を続けていきたいという強い思いが伊藤さんを突き動かし、毎年見事に裂果させず出荷をやり遂げます。
樹上でギリギリまで育てた伊藤さんの「ナガノパープル」は、酸味と甘みのバランスが絶妙で、皮の際からもコクを感じられます。
この濃厚な味わいを際立たせるのも伊藤さんの狙う味です。
ナガノパープルは樹齢10年を過ぎると収穫量も味も安定し、濃厚さが増していきます。
伊藤さんの樹は12年ほど、途方もない手間と歳月を費やし仕上げた「極上のナガノパープル」を堪能してください。
賞味期限 | 目安として発送から3日 |
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保存方法 | 冷蔵 |
■伊藤秀樹さん
長野県農業大学校果樹実科、研究科(平成21年ぶどう専攻)を経て、平成22年に就農。
千曲川の沿岸に位置する畑は、上流から運ばれる土によりとても肥沃な土地。ぶどうの味の向上を常に目指し、栽培においては、丁寧・素早く・タイミングを基本にしています。ナガノパープルの栽培方法のこだわりは、1.肥料をえすぎず、樹の健康状態を細かく管理すること、2.一般的な栽培期間よりも10〜15日間程長く樹上で生らし、ナガノパープルの甘さを最大限に引き出すこと、です。
平成30年9月に行われた葡萄品評会では、見事、長野県園芸作物生産振興協議会長賞を受賞しました。
■ナガノパープル
1990年に長野県果樹試験場において「巨峰」×「リザマート」の交配によって生まれた長野県のオリジナル黒葡萄。※2018年からは県外での栽培も認められています。味が良いと全国的に知名度も上がり、人気のある品種となりました。しかし、自然環境の影響を受けやすく、雨による実割れ、病気が多発してしまう事から生産量は年々減り始めています。