江戸時代からの伝統ねぎは青葉も柔らかくうまい
「新里(にっさと)ねぎ」は、栃木県宇都宮市新里町の伝統的な「曲がりねぎ」です。
採種から育成・収穫までを江戸時代末期から継続して行い、その名称もこの土地の名から付けられました。一般的な根深葱(いわゆる長ねぎ)よりも、柔らかく、甘みが強く、青葉も美味しく食べられます。
新里ねぎの甘さと柔らかさは、産地の気候と産地ならではの栽培方法が生み出したものです。
日光連山の南東部に位置する新里町は、降雪凍結した日光連山の冬期の冷風を受けやすい地形で、夜間の冷気がストレスとなりねぎの甘さを高めます。また、一般的な根深葱の栽培は、柔らかく排水の良い土壌に深い溝を掘り、その溝に苗を植えて、白身の成長とともに、徐々に溝を土で埋め、真っ直に育てるのですが、新里町の土壌は粗く粘土質であったため、特に昔は手作業では深く掘ることができませんでした。
そこで、浅く掘った溝にネギを根ごと押し倒し、斜めにして根元に土をかけて栽培します。
このストレスでネギの外葉が枯れ、新しい葉が成長し柔らかい状態になるのです。そして、白身の成長と併せ徐々に土をかけていくことで、ネギが垂直に立ち上がろうとする性質と相まって弓形の「曲がりねぎ」が生まれます。
中〜大サイズは、その太さと形を生かした焼き葱や、薬味としてもおすすめです。
辛味が少ないため、汁物や煮物に加え軽く火を通せば、その香りと甘さ、食感を存分に楽しめます。
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消費期限 | お早めにお召し上がりください |
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保存方法 | 涼しいところに保管してください |
販売情報 | 販売期間:12/12 00:00 ~ 12/16 00:00 販売終了 |
■GI産品とは
この商品は地理的表示(GI)保護制度に登録されている特産品です。風土や伝統が育んだ特色ある地域産品を国が保護している制度で、「地域ブランド」を守ります。「新里ねぎ」は、2017年5月26日に登録されました。