東京都八丈島の長田商店がつくる「くさや味噌」です。
原料のくさやには、噛めば噛むほど味が深まる八丈島の新鮮なムロアジのみを使用し、数量限定でご用意しました。
長田商店では、八丈島伝統の味である「くさや」文化を親子3代で守っています。鮮度にこだわった飛魚やムロアジを、明治初期より島で代々受け継がれるくさや液に漬けて干物にします。
「くさや味噌」には、この「くさや」を細かく刻み、信州の味噌を2種類ブレンドし合わせます。ネギやにんにくなど香辛料を加え、匂いが苦手な方でも食べやすく、味噌の甘さを感じる味に仕上げました。開発に4年を費やした渾身の一品です。
「くさや」は、焼くときの匂いが気になってしまうので、なかなか手を出しにくいのですが、「くさや味噌」はそのまま食べられます。
炊きたてのご飯でも、焼きおにぎりにもおすすめです。発酵食品のチーズとも相性がよく、ピザやパスタのアクセントとしても使えます。
賞味期限 | 製造日より1年 |
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保存方法 | 常温 開封後は冷蔵保存 |
■八丈島
東京都心の南約290kmに位置。島の周囲は52kmほど、人口は7,126人(2022年2月1日)。黒潮暖流の影響を強く受けた温暖多湿な海洋性気候で、一日、一年を通して、気温の変化が小さく、かつては東洋のハワイと呼ばれました。八丈島は伊豆諸島の焼酎づくり発祥の地とされ、伊豆諸島のなかでも酒造所が多くあります。
■くさや
八丈島を含む伊豆諸島の特産品。新鮮な魚を「くさや液」という魚醤に似た風味をもつ発酵液に浸し干して作ります。
魚を長期保存するために塩水に漬け込んで干し、貴重な塩と水を使った漬け込み液を捨てずに節約し、塩を足しつつ何度も漬け込みを繰り返すうちに、魚から微生物が発生、塩水が発酵し「くさや液」が出来上がりました。このくさや液が、鮮魚の蛋白質や脂質を分解し特有の旨みを生み出します。