真珠養殖で出てくる貝柱、コリコリして美味
真珠貝＝アコヤ貝の貝柱です。
愛媛県は真珠養殖漁獲量ランキング1位（2016年時点）、生産地は宇和海沿岸地域が主で、年間約7.6t生産されています。
真珠貝から真珠の核を取り出すときに切り取った貝柱がこちらの商品です。美味しいのでもっと流通してもよさそうなものですが、真珠の核の取り出す”浜揚げ”の時期が12〜1月のわずか1か月ほどであること、かつ傷みも早く、どちらかというと真珠に重きが置かれていたので食用は二の次扱いでした。しかし、昨今のSDGsの目標である「つくる責任つかう責任」と照らした結果、ならば有効活用をということで、近年県外にも少しずつ出されるようになりました。
食感は生だとコリコリとして、火を入れると少し歯ごたえが出ます。貝柱1つは2cm程度の大きさです。
サイズ感がちょうど小柱に近いので、かき揚げ、クリームコロッケ、柱フライ、炊き込みご飯、フランベしてソテーなど、様々にご活用になれます。ホタテの貝柱と使い勝手はほとんど同じです。
真珠貝なんて食べたことがある人は少数でしょう。これまで流通していなかっただけに”おいしくないんじゃないの？”なんて思っていた方、大間違いです。真珠の首飾り・・ではないですが、ご家庭で楽しく召し上がってください。ホタテ等と違い安く入手できるのも嬉しい食材です。
※凍眠フリーザー（エタノールブライン凍結）使用で鮮度と食感が良いです。冷蔵庫で自然解凍して召し上がってください。
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| 店舗 | プロの食材お取り寄せ店 |
|---|---|
| 商品番号 | M004-408-3-02988 |
| セット内容 | 『アコヤ貝の貝柱（加熱用）』愛媛県産 200g ※簡易包装 |
| 原材料名 | アコヤ貝 |
| 獲得ポイント | ログインして確認 |
| 消費税率 | 8%軽減税率 |
| 消費期限 | 賞味期限：冷凍1ヶ月 解凍後は、速やかにお召し上がり下さい。 |
|---|---|
| 保存方法 | 冷凍 |
| 出荷期間 | 1/11 ～ 12/30 |
| 販売情報 | 販売期間：'23/12/7 00:00 ～ '24/12/23 10:00 |
古くは日本から中国への朝貢品として真珠を使用しており、日本最古の輸出品のひとつです。中国の「魏志倭人伝」や「後漢書」にも日本の真珠の記述があります。その後、天皇の衣冠束帯に欠かせない物になり、位の高い人々の象徴となる品になりました。13世紀末のマルコ・ポーロの「東方見聞録」でも日本が黄金と真珠の国であると紹介されています。
明治に入ってからは外貨を稼ぐことが急務でした。そうした中、水産学の研究者が目を向けたのが真珠でした。研究を重ねた結果、1916年には藤田昌世によって高知県宿毛市で5mmを超える大粒真珠(当時)の養殖が世界で初めて実用化されました。宿毛市は一時は名声を得るのですが、1920年に起きた大洪水で漁場は閉鎖に追い込まれました。
愛媛には宇和海という黒潮が流れ込む温暖で良質な漁場があり、天然のアコヤ貝も数多く生息していました。愛媛県は1960年代から積極的に養殖真珠事業に乗り出しました。稚貝の採苗にも適し、今では全国一の母貝養殖県でもあります。
