ボージョレ解禁日の11/21にお届け!
ドメーヌ・ドゥ・ラ・マドンヌの赤と白のセットです。
赤は今年のボージョレ・ヌーヴォーのワイン。白は2022年のマドンヌのシャルドネです。
解禁日の11月21日(木)に合わせて発送いたします。
【赤】2024年 ガメイNouveau
一般的なヌーヴォーの概念を覆す、ドメーヌ・ドゥ・ラ・マドンヌの天然酵母のみを使用し自然発酵させた、ボージョレ・ヌーヴォーです。品種はガメイですが、マセラシオンで香味成分をしっかりと抽出。天然酵母のみを使用し自然発酵させた、どっしりとした味わいが楽しめます。ブルゴーニュと同じ作りです。
平均樹齢:35年(1880年代に植えられた樹齢120年以上の区画もあり)
平均収量:30〜35hl/ha(樹齢100年以上の古樹は10〜20hl/ha程の低収量)
栽培:リュット・レゾネ方式(減農薬農法)を採用 / 3ha程の区画でビオディナミ農法を実施。
醸造:マセラシオンで香味成分をしっかりと抽出。天然酵母のみを使用し自然発酵。
【白】2022年 シャルドネ※ヌーヴォーではありません
豊潤で上質な味わいの白ワインを造るため、マドンヌではシャルドネが美しい黄金色に熟れるまで待ってから手摘みで収穫します。
フレッシュな果実味を失うことなく複雑味を引き出すため、ワインの10%は新樽で熟成させています。
ブルゴーニュの白ワインと同様の醸造手法で造られますが、ワインのスタイルは異なります。その違いは主に花崗岩質の土壌によるものです。(提供温度:14〜16℃)
明るいイエロー・グリーン。白い果実や白い花、スミレの花を思わせる心地良く上品なアロマが香ります。
味わいは非常に円やかで複雑味があり、アプリコットや洋梨を思わせる果実味にスパイシーな後味が広がります。
5年かそれ以上の熟成期間を置くことでワインの持つ見事な複雑味がその本領を発揮します。
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【ヌーヴォーの概念を覆すボージョレ・ヌーヴォー】
当店が扱うボージョレ・ヌーヴォーは「純粋にワインとして飲んで美味しいもの」が絶対条件です。
そうして見つけ出したのがドメーヌ・ドゥ・ラ・マドンヌ。彼らのヌーヴォーは11月に飲む新酒を美味しく飲むための必須の作業と言える「マセラシオン・カルボニック(炭酸ガス浸漬法)」を行いません。
一般的なボージョレ・ヌーヴォーはタンクを密閉して発酵の際に生ずる炭酸ガスを閉じ込めることでブドウの細胞内発酵を促し、キャンディーやバナナのような甘い香りや、短い醸し時間でも色がしっかりついた、しかしその割にタンニンが少ない、軽快でフレッシュなワインに仕上げます。しかし一方で、この軽やかさが普通のワインと比べた時に飲み応えのなさ、物足りなさとして捉えられてしまいがちなのもまた事実…。
それに対してマドンヌはこの手法を取らず、一般的な赤ワインと同じ仕込みをしてその中から比較的早飲みタイプのキュヴェを選んでヌーヴォーとして瓶詰します。
だからヌーヴォーでありながら熟成のポテンシャルのある、骨格のしっかりしたバランスの良いワインになるのです。
飲酒は20歳になってから
20歳未満の方への酒類の販売は行いません
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賞味期限 | |
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保存方法 | 12〜15度のワインセラー、一般のご家庭では新聞紙などで光を遮り冷暗所で |
販売情報 | 販売期間:8/13 00:00 ~ 9/5 08:00 販売終了 |
【ドメーヌ・ドゥ・ラ・マドンヌ】
減農薬農法でブドウを育てるマドンヌの畑は「11番目のクリュ」と呼ばれるル・ペレオン村にあります。ボージョレ地区には村名表記の上位格付けが10村あり、歴史的経緯としてそこには入っていないもののそれらに並ぶ評価を得ています。標高は平均で400mとボージョレの中では高めに位置し、そのことがブドウをじっくりと成熟させるとともに、さらにボージョレではいち早くグリーンハーヴェストを導入して収量制限を行うことで、凝縮感を高めます。
また、シストや花崗岩、ピンクの砂質や石灰など複雑な土壌を持ち、さらに斜度35%という急斜面で標高や日当たりも様々なので、これらを小区画に分け別々に醸造してブレンドすることで、複雑味のあるワインに仕上げます。
収穫したブドウはボージョレの伝統とは逆に房の梗を全て外し、自然の酵母のみで発酵させます。ヌーヴォーであってもマセラシオン・カルボニックを行わず、20〜25度と低めの温度(一般的には25〜30度)で10〜14日間、平均的なボージョレの2倍の時間をかけてじっくりと醸し、発酵を行います。ブドウのエキス分をしっかり抽出しながら梗が全く入らないためにタンニンが少なく、飲み口が柔らかです。