闘鶏ならではの勇壮な姿、引き締まった肉を鍋で食すのが江戸っ子の心意気
江戸時代から庶民のご馳走として親しまれた「軍鶏鍋」をご家庭で再現できる『東京しゃもと葱セット』です。
明治10年創業の鳥専門問屋・加賀屋が厳選した「東京しゃも」、葱は豊洲市場で旬の白ねぎ(安土信長葱、仙台曲がりねぎなどから1種)を1束(1〜3本)でご用意します。
「東京しゃも」は、江戸時代の軍鶏(シャモ)の血統を75%も引き継ぐ鶏です。「母(純系軍鶏×ロードアイランドレッド)×父(純系軍鶏)」の掛け合わせで、軍鶏本来の味が強く現れています。葱の甘味・旨みとともに、江戸文化の味『軍鶏鍋』をお楽しみください。
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店舗 | 新橋 加賀屋 (株式会社食文化 出荷店) |
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商品番号 | M004-101-3-00041 |
セット内容 | スライス(モモ200g、ムネ・ささみ200g) 計400g、葱×1束 |
原材料名 | 鶏肉、長葱 |
獲得ポイント | ログインして確認 |
消費税率 | 8%軽減税率 |
消費期限 | 肉:出荷日を含め4日目 葱:お早めにお召し上がりください。 |
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保存方法 | 冷蔵 |
販売情報 | 販売期間:1/25 00:00 ~ 2/10 08:00 販売終了 |
■東京(江戸)と軍鶏
東京としゃもの関係は長い歴史を持っています。 しゃもはシャム(現在のタイ国)がなまったものだとされています。12世紀に於ける鳥羽僧正の鳥獣戯画にもしゃもらしい鶏が画かれていることから、かなり古く大陸から伝わったものと思われます。幕末の風俗誌「守貞漫稿」(1853年)に「鴨以下鳥を食すは常のこと也、然れども文化以来京坂はかしわと伝鶏を葱鍋に烹て食す事専也江戸はしやもと伝鶏を同製にして之を売る」とあります。しゃもを軍鶏と書き、勇壮な姿を好み、その闘鶏で引き締まった肉を食すところに江戸庶民の心意気が感じられます。
■安土信長葱
滋賀県近江八幡市安土町で育つブランド野菜。太く長いその特徴と、寒さとともに増してくる甘さ生かして、大きく輪切りにした焼きや鍋でトロトロにして食べるのは勿論、産地流の食べ方は、葱のしゃぶしゃぶです。斜め切りにした葱を出汁でさっと火を通すだけで、その甘さと香り、歯切れの良さを存分に感じられます。
■仙台曲がりねぎ
明治時代から栽培されてきた仙台の伝統野菜です。鍋にするとより甘く、中心になるほどヌメリ、旨みが強くなります。とろけるような舌触りも魅力です。
知名度はまだまだ低いですが、この”曲がり”は決してB級品ではなく、これこそがより美味しい葱の証です。
■GI産品とは
この商品は地理的表示(GI)保護制度に登録されている特産品です。風土や伝統が育んだ特色ある地域産品を国が保護している制度で、「地域ブランド」を守ります。「東京しゃも」は、2019年5月8日に登録されました。
水炊き風に仕立てるのも美味ですが、ここではすき焼き風のレシピをご紹介します。
割り下はみりん1、酒1、醤油2、水6の割合で混ぜ、いったん沸かしてから使う。水の代わりに昆布出汁でも美味。
食べているうちに味が濃くなるので、その都度、水か出汁をさす。
ねぎは斜めに細く切っておく。浅めの小鍋に割り下を張り、葱と肉を煮ながら、粉山椒をまぶしていただく。
※基本的にすき焼きの味付けになりますので、溶き卵をご用意ください。