「石鎚(いしづち)黒茶」は愛媛県西条市の石鎚山麓の集落を中心に、
江戸時代から生産・継承された独特の酸味を持つ後発酵茶です。
後発酵茶が作られている地域は日本国内に4か所しかなく、
そのなかでも二段発酵させて作るところに特徴があります。
これは日本だけではなく、アジア全体の製茶文化の中でも独特で稀有な製法です。
石鎚黒茶は現在もすべての工程を手作業で行っており、
茶葉を加熱した後に微生物の力で発酵させて、次に乳酸菌の作用による二段発酵をさせます。
こうすることで独自の深い香りと品のある酸味が生まれます。
石鎚山麓での集落の生業としては途絶えたものの、
その製造技術は西条市内で受け継がれ「幻の茶」と呼ばれています。
四国山地においては後発酵茶の製造技術が各地で継承されてきました。
石鎚黒茶の他には高知県大豊町の碁石茶、徳島県内各地の阿波晩茶があります。
これらの製造技術は日本列島の食文化を考察する上で貴重であるとして
2018年3月に国から「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択されています。
そして、2023年には石鎚黒茶の製造技術が「重要無形民俗文化財」に指定されました。
石鎚黒茶は茶葉を急須や煮出す他、水出しでも美味しく召し上がれます。
健康を気遣う方への贈り物にもご利用ください。
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店舗 | 食文化 船橋出荷店(常温・冷蔵) |
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商品番号 | M003-629-3-00379 |
原材料名 | 緑茶(西条市産) |
獲得ポイント | ログインして確認 |
消費税率 | 8%軽減税率 |
賞味期限 | 目安として3か月 |
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保存方法 | 常温 |
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