「富山あんぽ柿」は、富山県産の三社柿または平核無柿を使用しています。
「あんぽ柿」は、皮をむいた柿を天日に干すことから、「天干柿(あまほしがき」と呼ばれ、明治に入り「あんぽ柿」と呼ばれるようになりました。一般的に、皮むき後の状態から、水分量を50%ほど残し干し上げたもので、半生のとろっとした食感が楽しめます。
一方、「富山あんぽ柿」は、収穫後に約1週間かけて、水分量を35%程度になるまで干しています。そのため、より甘さが凝縮され、しっかりとした歯ごたえがありながらも、生柿の果肉を感じる絶妙な食感が魅力です。
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保存方法 | 常温 |
【干柿の歴史】
干柿の製法は美濃の国(岐阜県)から伝えられたといわれ、加賀藩三代藩主・前田利常がその干柿の味を気に入り、生産を奨励したことで、干柿づくりはこの地の生業として根付きました。
「三社柿」は渋が極めて強く、一般的な渋柿品種で行われるアルコールや炭酸ガス処理では渋抜きした「さわし柿」にならないほど。甘さを引き出す製法は300年以上の歴史があればこその技術です。
【地域伝承の柿】
富山県南砺地方で栽培する固有品種「三社柿」は、その苗木は富山干柿出荷組合が管理し、他産地への穂木及び苗木の供給は行っていません。また、三社柿は窒素成分が多い土壌だと発病しやすい「たんそ病」に極めて弱い特徴があり、他地域では栽培に適さない品種の一つとされています。
南砺特有の鉄が酸化した赤土の土壌と人々が守り抜き、現在もこの土地のみで栽培されているのです。