熟成を楽しむ果実!
山形県東根果樹研究会の「遅もぎラ・フランス」です。
食べごろの「ラ・フランス」は、芳醇で甘く、果汁を多く含み、口当たりなめらかで、うっとりとする美味しさがあります。
そのうえ、この「遅もぎラ・フランス」は、驚きの甘さを秘めています。
通常よりも10日〜2週間ほど樹上で長く生育した「ラ・フランス」は、デンプン質をしっかり蓄えます。このデンプン質が、追熟過程で糖に変化するため、格別の甘さが引き出されるのです。
西洋梨の中でも「ラ・フランス」は、花が咲くのが一番早く、収穫が遅く、病害虫、鳥獣害、台風などの天候のリスクが高いため、手間のかかる果実です。「遅もぎ」ともなると、そのリスクは必然的に高まります。
「遅もぎラ・フランス」を出荷する東根果樹研究会は、第14回全国果樹技術・経営コンクールにおいて、農林水産省生産局長賞を受賞しています。
栽培基準を設け、収穫適期の判定を厳格に行い、品質の安定した「遅もぎラ・フランス」を出荷しているのです。
美観にも優れた特秀品は、贈答品としても大変おすすめです。
「遅もぎラ・フランス」がお手元に届きましたら、常温で追熟させてください。追熟により、デンプンが糖に変化し、酸味も抜け、果肉がなめらかになります。
日毎に変化する食感と甘さ、その味わいも西洋梨の魅力です。好みの味を探りながら、お楽しみください。
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消費期限 | 常温で追熟をして、食べごろになったらお召し上がりください。 |
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保存方法 | 常温 |
販売情報 | 販売終了 |
■ラ・フランス
1903年に輸入が始まったフランス原産の西洋梨です。当時は、見栄えの悪さと栽培に手間がかかるため、見向きもされませんでしたが、1970年頃から生フルーツ需要の高まりとグルメブームもあり、一躍スポットライトを浴びるようになりました。
世界で約4,000種ある西洋梨ですが、日本で栽培されているのは約20種。そのうち、ラ・フランスは6割以上で、そのうち8割超が山形県で栽培されています。山形県では、ラ・フランスのほかに、「バラード」、「メロウィッチ」、「オーロラ」、「シルバーベル」、「マルゲリット・マリーラ」、「カルフォルニア」、「ドワイエネ・デュ・コミス」などを育てています。
■ラ・フランスの食べ頃
追熟は、暖かい場所におくと早く、寒い場所では遅くなります。(15℃〜20℃での保管が美味しく仕上がります。)
香りが強くなり、梗(じく)の周りを指で押して柔らかくなった時が食べ頃のサインです。お好みの味わいを探りながら、お楽しみください。