大玉の希少品種
西洋なし王国、山形県の「シルバーベル」です。
シルバーベルは、品種登録こそされていませんが、1957年に山形県園芸試験場がラ・フランスの自然交配実生から選抜した歴史ある品種です。
10月下旬に収穫が始まり、12月下旬ころのクリスマス時期に多く出荷されるため、また育成者・鈴木寅雄氏の「鈴」をとり「シルバーベル」と名づけられました。
山形県での生産量も約2.2%(2019年産特産果樹生産動態等調査)と少なく、日々市場で働く我々も、初めて食べたのは2021年でした。
追熟させ食べごろを迎えたシルバーベルは、甘酸っぱく爽やかな香りを漂わせます。
滑らかな舌触りの果肉と、甘さと酸味が調和した濃厚な味わい堪能できる西洋梨は、年末の記憶に残る逸品です。どうぞお試しください。
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消費期限 | 温かい環境(15度以上が理想)で追熟をし、食べごろになってからお召し上がり下さい。 |
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保存方法 | 常温 |
■シルバーベル
1957年に山形県園芸試験場がラ・フランスの自然交配実生から選抜された、ラ・フランスの妹のような西洋梨です。
大玉でやや酸味があり、甘さも十分で濃厚な味わいです。食べ頃を迎えると果皮が黄色みを帯びてきます。10月下旬が収穫期で、保存性が良く、年末のイベントシーズンまで出荷されます。
■山形県の西洋梨生産量(2019年産特産果樹生産動態等調査)
山形県は、西洋梨生産シェア74%の日本一の産地です。ラ・フランスの生産がは8割を占め、そのほかに「オーロラ」、「メロウィッチ」、「シルバーベル」、「マルゲリット・マリーラ」、「バラード」、「カルフォルニア」、「ドワイアンヌ・デュ・コミス」などを育てています。
■食べ頃
15℃程度で追熟させるのがおすすめです。より高い温度で保管すると早く追熟しますが、特有の香りが損なわれるため、おすすめできません。香りが強くなり、上部にシワが寄り、
梗(じく)の周りを指で押して柔らかくなった時が食べ頃のサインです。お好みの味わいを探りながら、お楽しみください。