西洋梨　4品種リレー

日本一の産地　山形県から直送！

西洋梨　4品種リレー
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有史以前から栽培された歴史、4,000もの品種がある西洋梨

西洋梨は、ヨーロッパ原生種を基本に、有史以前から栽培された歴史ある果物です。
その品種数は非常に多く、1921年の『The Pears of New York』（ヘドリック著）では、2,900品種が紹介され、現在では4,000品種ほど存在するとされています。

日本に導入されたのは明治初期、栽培の難しさや、追熟の知識がなく、広まったのは昭和後期になってからでした。
現在では、稀少なものも含め20品種ほど国内で栽培されています。

日本一の産地
山形県の西洋梨4品種をリレーで
お届けします

西洋梨が日本に持ち込まれた当時、高温多湿の日本の環境が栽培には適していなかったため、山形県などごく一部、寒冷地域にのみ定着しました。

収穫後7〜40日もの追熟が必要で、ゴツゴツした見た目の悪さから消費が伸び悩むなか、「ラ・フランス」の美味しさにほれ込んだ山形県は、官民一体となり、20年以上をかけ、栽培方法を確立させます。
そして、今では、西洋梨生産量シェア65％（※）の圧倒的な産地となったのです。※2021年産作物統計調査

そのため、日本国内では、「ラ・フランス」が有名で、それ以外の西洋梨はあまり知られていませんが、9〜12月の間には、数々の西洋梨が旬を迎え、収穫されています。その中から、産地がおすすめする4品種のリレー企画をご用意しました。

追熟させた西洋梨は、芳醇で、濃厚な甘さ、「バターペアー」とも呼ばれるほど、ねっとりした舌ざわりが魅力です。
どうぞ堪能してください。

【出荷時期】9月中旬以降
大玉西洋梨『マルゲリット・マリーラ』
秀品（3〜6玉）

フランス原産の西洋梨です。
薄い緑色の西洋梨で、追熟すると果皮全体が黄色くなり、香りが増します。
大きいものでは500gを超える大玉で、果肉は柔らかく、果汁が多くサラッとした口当たり、ほのかな酸味と上品な甘みは、他の洋ナシと一線を画します。

【出荷時期】9月下旬以降
日本生まれ『バラード』
秀品（4〜8玉）

海外原産の西洋梨が多いなか、山形県で誕生した異色の存在。
「ラ・フランス」と「バートレット」を掛け合わせ、1999年に品種登録されました。
よく追熟させて食べ頃を迎えた『バラード』は、包丁で皮を剥くだけで汁が滴るほどの瑞々しさがあります。

【出荷時期】10月中旬以降
紅色に染まる『メープルレッド』
秀品（5〜9玉）

肉質はなめらかで酸味がほとんど無く、甘さが際立っています。
さらに「りんご」や「桃」を思わせるフルーティな香りと甘味が特長です。
あずき色でザラザラした皮が、色鮮やかな紅色に染まりつやつやとしてくるのが、しっかり追熟を終えたサインです。

【出荷時期】10月下旬以降
王道の『ラ・フランス』
秀品（5〜9玉）

フランス原産の西洋梨です。
追熟を経たラ・フランスの果肉は、まさに「これぞ西洋梨！」と言わしめる美味しさ。
優美な香り・上品な甘さ・滑らかな舌触りは、食べる者を虜にする力があります。