岩手県北部の久慈市山形町は、2006年に久慈市に合併されるまで「山形村」という名前でした。沿岸と内陸を結ぶ野田街道が通り、古くは塩などの物資がこの道を使って運ばれていました。その輸送手段として使われていた南部牛が山形村短角牛のルーツです。
短角牛は岩手県を中心に青森県八甲田、秋田県鹿角などで飼育されていますが、その頭数は肉用牛全体のわずか1％にも満たない大変貴重な存在です。雪に閉ざされる冬は牛舎の中で育ち、春になると広大な放牧地で母子ともに放牧され、秋には再び里に下りてくる「夏山冬里方式」で育ちます。
放牧期間中には自然交配も行われ、人工授精・屋内肥育が一般的な黒毛和牛とは異なり、牛が持つ本来の生命力と風土の特徴を生かして育てられます。
春から秋にかけて放牧された短角牛は、その間ずっと山の中で無農薬の牧草だけを食べて育ちます。105万平方メートルの広大な敷地に約240頭が放たれます。つまり、1頭当たり約4,000平方メートルの草を食べ尽くす計算です。
冬に牛舎に戻ると茎ごと乾燥させたトウモロコシと麦を中心とした穀物がエサになります。なんと全て国産。食事と運動により健康な体が作られるのは牛も一緒です。このエサの違いが、短角牛の美味しさ、特に脂の美味しさを左右します。
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| 店舗 | 食文化 船橋出荷店（常温・冷蔵） |
|---|---|
| 商品番号 | M003-629-3-00265 |
| セット内容 | 220g×3袋 |
| 原材料名 | 牛肉（岩手県産）、野菜（玉ねぎ（国産）、にんじん（国産）、しいたけ（国産））、デミグラスソース、赤ワイン、山ぶどうピューレ、トマトピューレ、食塩、砂糖、牛脂、小麦粉、香辛料（原料の一部に乳成分、小麦、大豆、牛肉、鶏肉を含む） |
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| 消費税率 | 8%軽減税率 |
| 賞味期限 | パッケージに記載（目安として1か月） |
|---|---|
| 保存方法 | 常温 |
| 出荷期間 | 1/11 ～ |
| 販売情報 | 販売期間：'23/12/21 00:00 ～ |
短角牛も、シチューも、山形村の『手作り』です。
山を駆け回る短角牛の美味しさは、スネ、ネックにこそ出ます。しかし、時間をかけて煮込まないとその美味しさが発揮されない部位のため、本当の美味しさを知っている人は少ないです。
そこで今回は、山形村の皆と、じっくり煮込んだビーフシチューを作りました。ホロホロにとろける、ゴロッと大きな短角牛のビーフシチューをお楽しみください。
