とっても濃厚な柑橘です
スイートオレンジ(Citrus sinensis)と地中海マンダリン(Citrus deliciosa)の交配種です。
クレメンティンの精油はフレッシュな香りでよく知られますが、
国産の生食果実は希少です。
産地は佐賀県のごく一部、市場にはほとんど流通しません。
果肉はとても甘やか、少し異国情緒を感じる風味です。
タンジェリン(マンダリンオレンジ)を濃厚にしたような明度高い味わいです。
そのはず、糖度は16度前後と柑橘の中ではトップクラスです。とろりとした甘さは口の中に長く留まります。
食感はとてもジューシー、本場スペインでは手搾りジュースとしても楽しまれています。
温州みかんよりも1〜2まわり小さいため手で割って手軽に召し上がれます。柑橘好きは是非、一度お試しください。
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山口柑橘園さんがクレメンティンを導入したのは1975年
みかん栽培をするなかで、早生みかんよりも早く収穫できる品種を扱いたい、と
50品種ほど試験栽培をしていました。
そのなかで出会ったのがクレメンティンです。
実は小さく、病気にとても弱いものの、その味わいは鮮烈なものだったといいます。
当時の柑橘研究の第一人者佐賀大学農学部”岩政正男教授”に教えを受け、
山口さんは研究室に通いつめながら、クレメンティンの栽培ノウハウを育んでいったといいます。
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賞味期限 | 目安として出荷から10日 |
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保存方法 | 常温(冷暗所) |
■クレメンティン栽培に情熱をかける山口柑橘園
原産はアルジェリア、地中海に面した国々で(モロッコ、スペイン、イタリア、イスラエル)地中海式農業として柑橘・クレメンティンが作られています。
国内でクレメンティン栽培に取り組む山口柑橘園も有明海をのぞみ冬場温暖な佐賀県太良町に位置し、栽培好適地です。
山口柑橘園さんがクレメンティンを導入したのは1975年
みかん栽培をするなかで、早生みかんよりも早く収穫できる品種を扱いたい、と
50品種ほど試験栽培をしていました。
そのなかで出会ったのがクレメンティンです。
実は小さく、病気にとても弱いものの、その味わいは鮮烈なものだったといいます。
当時の柑橘研究の第一人者佐賀大学農学部”岩政正男教授”に教えを受け、
山口さんは研究室に通いつめながら、クレメンティンの栽培ノウハウを育んでいったといいます。
温州みかんの国内需要がピークとなった際には一度、クレメンティンの栽培をやめることになりましたが、
2005年に再度栽培を始めました。クレメンティンの味わいが忘れられなかったからだといいます。
現在ではクレメンティンの豊かで甘やかな魅力を最大限引き出すために
自家製の液肥を土と葉面からたっぷり与えている、といいます。
北海道の昆布、わかめの出汁や糖蜜をブレンドし発酵させる贅沢な液肥です。
もう一個食べたくなる、コクが生まれるといいます。
収穫時期は12月〜1月です。山口さんのクレメンティン(品種:クレメンティン・ド・ヌーレス)は特に甘く、貯蔵や酸抜きを必要としません。
日本のみかんのように、手軽に割って召し上がれます。